第9話 川の字
コロナ陽性があったので、しばらくみんな別々に寝ていた。
昨日から、ママとモーちゃんは、一緒に。
僕と、ひーくん、かーくんは、一緒のベッドで寝ている。
かーくんは、気づくと、ベッドから転がり落ちるので、真ん中に。
僕は、家族と寝るのが好きだ。
人の温もりが大好きだ。
遅く帰ってきて、入ると温もりのある布団の中。
一緒に寝ているとフガフガうるさい鼻息。
たまに、クリティカルヒットを繰り出され起きる夜中のひと時。
川の字とはいえない、子供たちはくるくる回る。
まるで、某バスケ漫画の試合後のロッカールームのように、川の字なんてきれいな形ではないけど。
こうやってあと何回眠れるのだろうか。
川の流れがいつまでも絶えませんように。
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