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0331 もしましになったら

週末は完全にロックダウン。気づけば雪が降って解けていた。
金曜日は仕事を休み、ここから三日間ずっっと一日5時間以上ゲームをしていた。朝起きてUber eatsをし、腹が減ってはUber eats。夜はちょっと食べに出たりしながらも、基本的に生活の中心にゲームがあった。

やっていたのはAncestorsで、まだほぼ猿状態からゲームがはじまり、ほとんどなんの指図もないまま、知性・嗅覚・聴覚の三つの感覚を使って食べ物を探したり蛇とか虎の匂いから逃げたり、仲間の声を聞いたりする、検証と実践を積み重ねていくゲーム。

最初一人ではじめた時は途方もなさすぎてどうしようもなかったけど、この3日間はずっと人といたから、うだうだいいながら検証を重ねるのが楽しかった。広大なジャングルを歩いて、棒を石で叩いてみたり交尾をして子どもを増やしたりすると、出来ることがどんどん増えていく。面白いのが、ゲームって基本的にはシナリオがあって、それを進めるごとに出来ることが増えてくもんだけど、だいたい手に入るアイテムは同じで、自分が知恵をつけると出来ることが増えていく。
本当に猿になって進化していくような気持ちで、今は虎をどうにか倒せないか模索しているところ。こんなにゲームにはまってのも久しぶりだ。ロックダウンの免罪符を手にした今、心置きなく没頭できるのが嬉しい。

この3日間はほんとにゲームしかしてなかったから、ニュースを全然見てなかった。それなりにコロナがどういう状況にあるかとかチェックしてはいたけど、チラ見するくらい。そしたらなんか気が楽で、ふだんニュースやSNSをチェックしてネガティブなニュースを見るだけで疲弊してる部分があるのかもと思った。そう思ってインターネットをうろうろしていたら、こんな記事があって、まさしくこれに違いないと思う。

どこに目を向けてもずん、と暗くて、外に出ようにもマスクをして消毒をして人と距離をとるように気をつけないといけない。SNSをのぞけば政策にまつわる批判やいろんな噂にあふれていて、なんかその、陰険なというか、鬱屈とした空気が滞留しているような状況に触れ続けるだけで、ナウシカの瘴気の谷にいるみたいなダメージをじわじわ受けてしまう。コロナにかからないことはもちろんやけど、まずはこういう身の回りのことから距離をとりながら、悠々と部屋で過ごす方法を模索することが課題かもしれん。

この状況がましになったら、空気をめいっぱい吸いながら山を歩いて温泉とかでだらっとしたりしたい。ボーリングもしたい。ライブにもいきたい。やりたいことだけが山積していくほぼロックダウンな毎日。

そういえば仕事もほぼリモートになってだいぶ楽になりそう。平日のカラオケは安いからそこにいって作業とかしちゃおうと思う。

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