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【秋分】(しゅうぶん):9月23日
こんばんは🌛
565(ゴルゴ)長谷川です😊
今回は24節気9月23日秋分(しゅうぶん)
この日より昼と夜の長さが同じになり、
気がつけば昼間の明るさはあっという間に終わり
長い夜が始まります。
いわゆる季節の変わり目を感じやすい日
となりますので暖かくして眠るなど
体調管理にはお気をつけください😷
この昼と夜の長さが一緒になる現象は
地球の地軸の回転の影響により
太陽が真東から上り真西に沈む
ことによるものです。
秋の彼岸がこの頃とされているのは
古きインド由来の仏教の考え方で
🌞太陽が出てくる東を
我々が生きる煩悩の世界
🌚太陽が沈む西を
亡くなられた方が悟りを開いた世界
として
太陽の導線が東と西で真っ直ぐな直線になることから、この世とあの世がもっとも近くなる日とされているからなんです。
ちなみにこれは春分頃の彼岸も同じ考えです。
今回はあえてのお墓参りネタから脱線しますが、彼岸はサンスクリット語では「パーラミター」と言われています。
覚えてる方もいらっしゃるかもですが、日本史でちょっと出てきた京都にある六波羅蜜寺の(ろくはらみつ)という呼び方はパーラミターの音訳となっています。
彼岸に関係する、この六波羅蜜(パーラミター)には涅槃に至るまで(死ぬまで)の6つの修行があります。
ブッタ流の「生きてるうちにやったことがいいことリスト6選」といっても良いでしょう。
僕なりの解釈で書き綴ります。。。
一、布施
己の欲を抑え見返りを求めず、物だけではなくさり気なくできる範囲の施し。LINEスタンプのプレゼントくらいなら良いですが、それより形にとらわれない施しの方が大切です。
ニ、持戒
SNSなどの普及により価値観が多様化しています。インフルエンサーや専門家が言う絶対的な言い方をする価値観ほど危うく、あなたに本当に必要な情報の見極めが必要です。
三、忍辱
LINEとかでうっかりと傷つけ合ってしまうことなんてザラです。みんな傷つきやすく、同じくして過ちを犯すものということに気付けば互いに慈悲の心が芽生えます。
四、精進
ケータイばかりイジってないで努力を怠らないこと。命には限りがあり、本来やりたかった事を忘れずにあなた自身を裏切らない生き方をしましょう。
五、禅定
神様、地球視点、宇宙から今のあなたはどう見えてますか?Googleアースで地球を見るんじゃなくて想像で宇宙から自分を見てみてください。自分がちっぽけに感じますが同時に尊く感じます。これが「禅」の入り口です。※今はマインドフルネスとか言われていますね。
六、智慧
僕たちは自然、地球、宇宙、神様から恵みを頂いて生を受けています。時に悩みとかネガティブな感情に支配されてしまいますが、布施、待戒、忍辱、精進、禅定の修行を毎日バランスよく実践するのが大事で、どれか一つだけ出来ていてもダメです。
それが正しく彼岸へ行ける智慧(ちえ)なのです。
思いっきり現代風にアレンジしてしまった部分がありますが、修行というか毎日気をつける事もありますよね😅
死ぬ時になって悔いが残らないような生き方をする
これが昔の人からずっと続く考えで、何よりもご先祖さまに対しての感謝の表現ではないでしょうか?
涅槃(あの世)で故人と同じ場所で出会えた時に胸を張って僕たちは「自分自身」をしっかり生きたと話せるでしょうか?
そんなヒントがお彼岸(パーラミター)にはあるのです。
おたがいさまのおかげさま🙏