【小雪】(しょうせつ):11月22日
こんにちは☀️ 565(ゴルゴ)長谷川です😊
今回は24節気11月22日小雪(しょうせつ)
「小さい雪」が示す様に
この時期より寒い地方や標高の高い山頂に
うっすら雪が降り始め
12月を目前にいよいよ冬本番となります☃️
この「小」という漢字。
この漢字と僕が馴染み深くピンと来るのが
先日亡くなられた
細木数子先生が一躍広められた六星占術の
「小殺界、中殺界、大殺界」です。
今まではおみくじを引くような占いの認識を
「運気には良い時期とそうでない時期がある」と
この「殺界」を通じて細木数子先生が広めてくれた貢献度は計り知れないものがあると思います。
(運気が悪くなるから改名したほうがいいとか、このままだと地獄に落ちるわよ!とか、テレビの演出かもしれませんが時に過激でしたね)
「殺界」の一般的な認識として
「何かをしてはいけない」とタブー的な意味合いが強くなってしまいましたが、これは占い師によっては捉え方と伝え方に違いがあるのはもちろん、本来「殺界」をタブーとして扱うべきものではないものだと僕は考えます。
【六星占星術における運気の流れ】
1 種子
2 緑生
3 立花
4 健弱(小殺界)
5 達成
6 乱気(中殺界)
7 再会
8 財政
9 安定
10 陰影(大殺界)
11 停止(大殺界)
12 減退(大殺界)
それぞれの意味は別の機会にお話しするとして
この十二の運気の流れ、、、
今回は殺界を僕の好きな花の一生に例えると
・小殺界の「健弱」は花ができて虫がついたり病気したりすることがあるという意味。
・中殺界の「乱気」は受粉した花が種子を作るために、それ以外の部分に栄養がいかなくなる状態。
・大殺界の「陰影」は花が萎れてしまう様子。
・大殺界の「停止」は花びらが落ち花としての役目を終える様子。
・大殺界の「減退」は種子となった部位が力無く地に落ちる様。
そして運気は「種子」に戻ってきて、この時期は新しいことを始めるにはいい時期とされます。
このように六星占星術における「運気」「殺界」はタブーとしての意味合いよりも、運気には好調や不調だけが固まって続くのではなく花の一生に例えられた「バイオリズム」が由来となっているものだと推測できます。
それに、ひとつの周期に殺界が5回あってそれ以外が7回ある…と考えると、
トータルで「七歩進んで五歩下がる」
とまぁ六星占星術は前向きな内容になっていると僕は勝手に解釈しています(笑)
話を戻しますが、、、
占いとは本来、、、
運の良し悪しを刹那的に一喜一憂するものではなく
「種子の時に何を新しく始めよう?」
(どこにどんな種を蒔こうか?)
「達成は何を成し遂げたいのか?」
(どんな花を咲かせたいのか?)
ということが、作物を育てる百姓と一緒で占いと付き合う上で何よりも大事で人生に実りをもたらすものとなります。
僕が達成したいことは占いを通じて
「(身の回りの人だけでも)できる限り前向きに生きていける世の中になればなぁ…」
と、考えてるわけなんですが
「生きてればこそ…(いいことあるよ!)」と説法を生涯続けられた瀬戸内寂聴さんの力強く優しい言葉は多くの悩まれてる方を救いました。
そう考えると細木数子先生には「占い」の基礎の基礎を大変勉強させて頂きましたが、仏教を少しだけかじった僕にとって瀬戸内寂聴さんには大切な「心」について学ばさせて頂いたようにも思えます。
今日は小雪
まだ冬の入口かもしれませんが
先が見えないどん底に思える日があったって
生涯運も季節のように巡るものとして
あたたかい春を信じ
時には自分を甘やかしてあげて下さいね☺️
おたがいさまのおかげさま🙏