【冬至】(とうじ):12月22日
こんにちは☀️ 565(ゴルゴ)長谷川です😊
今回は24節気12月22日冬至(とうじ)
2021年の24節気もこれで最後となります。
冬に至ると書いて表す通り
日照時間が一年で一番短くなり
気温もどんどん下がっていよいよ冬本番です。
コロナの対策として当たり前に
マスク着用と消毒が日常風景となりましたが
年末年始を元気に過ごせるよう
体を内側から温めることもお忘れ無く。
日本の風習として
冬至に食べられる南瓜(かぼちゃ)ですが
夏に収穫してより寝かせていた南瓜は
冬のこの時期には栄養価がグッと高まり
医学的にも体を温める効果があるそうです。
そして、諸説ありますが中国の陰陽道の考え方で
「冬至=北=陰」
「南瓜=南=陽」
と、エネルギーが「陰から陽」へ好転する食べ物というのにも由来しているそうです。
ところでこの「北」という漢字において
寝る時の位置で縁起の悪いとされる
「北枕」は有名ですよね。
僕の話しでたまに出てくる仏教においては
お釈迦様が亡くなった時に頭が「北」を向いてた…
ということで、実は元々インドでは
「お釈迦様と同じ極楽浄土に行ける」
という意味で
「北枕」は縁起の良いものとされています。
他にも日本において「北枕」など
縁起物がそうでなくってしまったのは
これだけじゃなくて、
亡くなられた方の遺体を「仏さん」
物がダメになった状態を「お釈迦になる」
(ここではこれらの由来は割愛)
など、仏教由来の縁起ものと逆の意味に
なってることが意外とあります。
国民性や当時の時代背景など様々な要因が
影響して絡み合って
本来の言葉の意味が変わってくるのは
面白くもあるのですが
少し残念なように思えるのは僕だけでしょうか?
そして何より
お代を頂いて人に伝える占い師の僕としては
「意味の歪曲」ほど恐ろしいものはありません…
僕なりに勉強して、調べて、経験して、
色々、相手のことを考えて伝えても
正しく伝えるのは本当に難しいんです。
ましてや誤解を生むことだってあります。
ブッタの仰った言葉でこういうのがあります。
「ただ信じるのでは無く、自分で確かめなさい」
情報をただ鵜呑みにするのではなく
自分で確かめて見て
良いか悪いかを判断する。
ブッタは聖書のような古い言い伝えさえも
「確認せずに判断の基準としてはいけません」と
説いていたのは凄いことだし、
「北枕」や「仏さん」や「お釈迦になる」とか
本来の言葉の意味が変わってしまうことを予言していたようにも感じます。
信じるという行為には、裏切りがつきまといます。
確かめれば、(とりあえずの自分が納得する)真理がわかります。
健康、仕事、家族、恋愛、お金の問題など
不安な気持ちを紛らわせるのに自分に都合の良い
情報をただただ信じるのでは無く、
時に勇気を持って、
労力はかかるかもしれませんが
不都合な真実をも
「確かめる生き方」が
悔いの無い人生を送るヒントのような気がします。
僕がなかなか「占い師」と言わず「個性心理学師」
と自称するのも、
僕の言葉(占い)を信じて欲しいからでは無く、
「あなたという自分を確認して欲しい」
という気持ちから占いを続けていられるんだなと
この文を書き綴りながら改めて再確認してます。
(我ながらつくす猿ですね🐒)
今の自分を知ることは次へ進む大切なステップです。
何かを信じて、何かをあてにして待つ生き方よりも、時に目を逸らしたい真実をも確かめながら生きて行ったほうが結果として楽に生きれると
僕は「確信」を持っています。
「信」の漢字は「人が言う」と書き、
「確」の漢字には「石」という漢字が含まれます。
来年も皆様に「確かめた情報」をお話しができるよう精進して行きたいと思います。
おたがいさまのおかげさま🙏