
行動力の欠如を解決するために、人はバカな真似をしなければならない:合理的思考の罠
私がやっているバカな真似
私のTwitterを見てくれている人は、私がしばしばバカな真似をしていることを知っていることと思う。一人で行ったガストで明らかに2人前となる量をいっぺんに注文して店員を困惑させてみたり、「リサイクル業者か?」というほど大量のペッドボトルをスーパーに持っていって捨てたり、あるいはどこへ着ていくのか適切なのか分からないワルそうなデザインの洋服を『バースジャパン』に注文してみたり、さらには両親も見ているTwitterアカウント上であえて自作の催眠系ロリエロ小説を晒してみたり―――と色々。
おっと。炎上防止のために言っておくが、捨てたペットボトルは9割方そのスーパーで買い求めたものだし、別に持ち込むなという表示もなかった。それだけは言っておこう。(ていうか環境のため?に回収ボックスを設置しているわけだし、たくさん持ち込まれるのは良いことですよね?)
さて。いずれの行為も一見すると不必要な、合理的でない、そして世間一般的にある種の「恥ずかしさ」を覚える内容である。職場の人などに「私は先日、こういうことをしました」と報告すると、決まって「どうしてそんなに無意味で、しかも恥ずかしいことをするのか?」と言う。
むろん職場で真面目に答える義理はないので、いつも適当に流しているけれども、まあnoteということで、まともに答えてみたいと思う。そういう気分なので。
まず私は、世間一般の人々の「行動力のなさ」をめちゃくちゃ問題だと思っている。もうホント何も動かん。梃子でも動かん。愚痴を垂れ流すだけで何もせん。私が「こうやれば?」という案を示し、しかも「その通りだね」と同意してすら基本何もせん。アホほど催促をかけてやっと動く。そのくらい行動力がない。
なぜだろうか? 「面倒くさいから」というのは確かにそうだろう。「失敗するのが怖いから」なんてのもあるかもしれない。
とはいえ私としては、たいていの場合の答えは『その行動をしない合理的理由』を探すのがあまりにも簡単だからだと思っている。
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