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あんた誰?何者??

はじめまして、ぼろのばっとです。
使いすぎて古くなった、野球のバットってことですか?
はい、そういう意味で、合っています。

「ぼろのばっと」には「あなたの新しい一歩を後押しをしたい」という意味を込めています。
そして、この想いが、noteを始めた理由です。

今回の記事では、私が何者で、読んでくれたあなたに、どんな貢献ができるのか。
そしてなぜ「ぼろのばっと」なのか。
自己紹介を兼ねて、書いていきます。

公務員らしくない治山技術者

ちさん?ぢさん?

私は、20年以上、森林を守り育てる「治山事業」に従事してきた、公務員治山技術者です。
治山という言葉は、日常使う言葉ではないので、知らないという人も多いでしょう。
私も、この仕事を始めるまで、知りませんでした。
なんなら、読み方もわからなかった。。。「ちさん」と読みます。
もう引退した先輩たちは「ぢさん」と濁点を付けて読んでいましたが、経緯は不明です。

森林を守り育てるというのは、少し柔らかい言い方ですが、我々の業界的に言うと、森林の維持造成という言葉になります。
例えば、大雨が降っても、簡単に山崩れが起きないように、手入れや工事を行って、森林を維持する。また、大雨で山崩れが起きた斜面を元の森林に戻す(造成)工事をするのが、治山事業です。

公務員のイメージ

そして、私はこれまで、公務員治山技術者として、様々な新たな取組を提案し、実行してきました
この点が、多くの公務員治山技術者と異なる点です。
公務員といえば、旧態依然・前例踏襲主義というイメージが強くないですか? 実際そうです。

部署によっては、忠実に前例を踏襲すること自体が業務である場合もあるので、すべての前例踏襲主義が悪いとは思いません。
ただ、時代は絶えず変化していますから、ずっと昔の技術や知識だけでは、不都合が多く生じるでしょう。
その不都合により、余計な労力や費用をかけてしまったり、日本の、もっと言えば世界的な課題の解決につながらない場合もあります。

私がやってきた新たな取組は、前例踏襲主義とは真逆ですので、その意味で、私は公務員らしくない治山技術者なのです。

多くの人にプラスの影響を与えたい

価値観による葛藤

私には、自分がやってきた取組や行動によって、多くの人にプラスの影響を与えたいという価値観があります。
今の仕事では、新たな取組を提案・実行することで、関係する人たちに直接的なプラスの影響を与えてきました。
しかし、今、この記事を読んでくれているあなたには、何の影響も与えられてないですよね。

そうなんです。
自分の取組が直接的にプラスの影響を与えられる範囲は、決して多く無いことに気づいてしまったんです。
仕事や行動をする上で、影響を与えられる人数の大小なんてものは関係ないのですが、私の価値観が「多くの人に」プラスの影響を与えたいであるがゆえの葛藤です。

あなたに与えられる影響とは

そこで、次のように考えました。
「より多くの人にプラスの影響を与えるためには、直接的な影響には限界があるので、間接的に影響を与えることはできないか。」
これが、Noteを始めるきっかけです。
具体的には、次のような間接的影響(私のnoteを読んでいただくことによる効果)があると考えます。

・    旧態依然・前例踏襲体質から抜け出せる
・    新たな取組をやってみようという気持ちになる
・    森林に対する関心が増える
・    技術士(森林部門)合格に必要な知識が習得できる
・ 仕事と学習の両立方法を知ることができる
・    土木用資材の製品開発のヒントとなる  など

今、考えていることだけでもこれだけありますが、詳しくは、今後の記事で書いていきますね。

誰に向けた発信なのか

そして、これらの影響を受け取ることができる人としては、公務員治山技術者、治山に関わる設計コンサルタント・建設会社・資材メーカーなどが考えられます。
さらに、技術士(森林部門)の資格取得を目指している人、治山には関わりが無い公務員を含む世間一般の人まで、幅広い人達にプラスの影響を与えられると考えています。
世間一般とは、ちょっと欲張りましたね。

名前も知らない彼からの影響

ただ、それも無理ではないと思っています。
なぜなら、私自身が過去に見たYouTubeをきっかけに、朝活を習慣化したからです。
朝4時に起きて筋トレするストイックな会社員のチャンネルですが、何の気無しに見たもので、別に朝活をしよう!と思って見たものではありませんでした。
なのに、そのYouTubeを見て、朝活をやってみようと一歩を踏み出し、実際に習慣化したのです。

世の中、何があるかわかりませんね。
名前も知らない彼が、名前も知らない私に影響を与えたように、noteを通じて間接的に多くの人に影響を与えられたら、それは私にとって価値観を満たす、とても幸せなことです。
ということで、朝活を習慣化した私のように、何の気なしに、肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです。

新しい一歩を後押しするぼろのばっと

使いすぎて古くなった、野球のバットと、新しい一歩にどんなつながりがあるのか。
それを紹介して、自己紹介を終えたいと思います。
うーん。 初回の自己紹介としては、長かったかも知れませんね。
もう少し、お付き合いください。

頼りない武器にも意味がある

みなさんは、平成6年(1994年)に発売された、MOTHER2というスーパーファミコン用のRPGゲームを知っていますか?
私は当時小学生でしたが、このゲームにドハマりしました。
糸井重里さんがゲームデザインとシナリオを手掛け、独特の世界観を持つ、未だにファンが多い作品です。

このゲームの主人公は12歳の少年ネス。
ネスの家の裏山に巨大な隕石が落ち、それを見に行くことからこのゲームは始まります。
時間は夜。 近くの町では、おかしな事件が起きていたことからも、不安な旅立ちです。

そして、家を出る前に訪れた、妹トレーシーの部屋にあったのが「ぼろのばっと」。
一見武器としては頼りない「ぼろのばっと」を装備して、家を出ます。

そんな「ぼろのばっと」ですが、ネスにとって、ただの武器という意味だけだったのでしょうか?
いや、それは違うでしょう。
ネスにとって大変心強く、勇気をもらったり、旅立ちを後押ししてくれたものだったに違いありません。

新しい一歩を踏み出す

私の経験や知識は、決して誇れるようなものでは無いし、評価されるようなものでもないです。
でも、そんな「ぼろのばっと」だとしても、誰かの新しい一歩を後押しできるのであれば、noteを通じた発信には意味があると思うんです。

まあ、正直、後押しができるかどうかなんてわからないです。
でも、始めなければ、何も起きません。

ただの情報発信に留まらず、多くの人にとって、新たな一歩を踏み出せる。
そんな勇気を持てるようなnoteになるように、私も今日から、新たな一歩を踏み出します。

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