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げんなり。歌う人。
人生4度目のPTA役員が巡ってきてしまい、待ち遠しさの消えた春。これまで、幼稚園、小学校、中学校と1回ずつ役員を経験し、その中ではダントツで幼稚園のときが、いまだに夢に出てうなされるくらい最低最悪で恐ろしい経験だったので、今回の小学校(2回目)は、そこまでしんどくないはず。そう思うことで、必死に前向きな気持ちを絞り出しています。
私には大嫌いなものが無数にあるけれど、その中でもなかなかの上位に入るくらい、大嫌いだなあ、PTA。しかし、どんなに嫌いでも、断る選択肢のないことは、諦めて受け入れるしかないので、考えすぎないことをモットーに、のらりくらりと乗り切ろう2025年。一気にげんなり2025年。
BSで『サウンド・オブ・ミュージック』をしていたので、録画して久々に観てみました。マリアと子どもたちが楽しそうにのびのびと歌うシーンが大好きで、何度観てもやたらと胸がいっぱいになり、涙が出ます。
ミュージカルには、それでしか得られない不思議な気持ちの高ぶりがあって、生きていることの喜び悲しみが、全力の大迫力で迫ってくる感じに、ざぶんと飲み込まれます。私もあんなふうに、力いっぱい歌うことで魂を解放できたなら、どれほど晴れやかな心地になれるだろうか。自分にはそれができないからこそ、画面の向こうや舞台の上で、人が伸びやかに歌う姿に心が震えるのでしょう。どんなジャンルでも、全身全霊をかけて歌う人の姿はとても尊くて、見ているだけで、ぶわあっと力が湧いてきます。
今日の粘土は、少し前に作った、ブラックジャック先生。娘には「あんまり似てない、ベートーベンみたい」と言われました。別に、ベートーベンにも似てないと思う。