にわかゲーム聖地巡礼たび【ロストジャッジメント】(横浜・山下公園)編
初回は、PS4やPS5で絶賛販売中の、キムタクこと木村拓哉さん主演のゲーム『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』の舞台となった「横浜・伊勢佐木異人町」の元ネタ「横浜・伊勢佐木町」を歩いてみたので、比較画像とともにお届け。
同じ世界観を共有する派生元のシリーズ最新作『龍が如く7』で初登場した街なので、横浜に訪れたことのある方や、『7』プレイ済みの方は、そちらと比較しても良いかも。という記事になっています。(ちなみに筆者は『LOST JUDGMET』プレイ後に『7』をプレイしています。)
ただし!なにせ筆者が“にわか”なので、詳しい解説はマジでしません。
ストーリーはクリアはしたものの、ゲーム中の名称なども詳しく覚えておらず、学校の生徒名もぼんやり。(みんなこんなもんじゃないの?)ときには重要人物さえも誰だっけ?となる始末です。(ここは忘れすぎか…)
そのため、比較する上で最低限の情報はネットで検索してますが、ストーリーの核心に触れるネタバレはありませんのでご安心ください。
ちなみに今回は、ゲームを体験→ゲームの記憶を頼りに似ている場所を実写撮影→その後、似ているゲーム画面を探してスクリーンショット。という流れ。ゲームで答え合わせをしている感じですね。
ということで、“にわか”の筆者がまず訪れたのは、『LOST JUDGMENT』では「浜北公園」と呼ばれる公園。あきらかに位置関係も造りもリアルの「山下公園」をモデルとした場所でした。まずはこの公園を旅しながら、まとめてみます。
■遊歩道からテンション上がる再現度!
『LOST JUDGMENT』で再現された街はけっこう広くて、新宿を元にした「神室町」に加え、横浜を元にした「横浜・伊勢佐木異人町」を歩き回ることになる。
この「横浜・伊勢佐木異人町」は、リアルでいう馬車道〜関内〜野毛〜伊勢佐木町のあたりが上手いこと縮小されてゲームに収録されているというイメージ。土地勘がある人ならなかなか広いと思っていただけるはず。
ゲームの中のキムタクはとんでもない体力で、端から端まで10分もあれば走り切りますが、実際に歩いたら1時間はかかるだろうという広さが上手くまとまっています。
そんな中、今回紹介する山下公園について。リアルでは赤レンガ倉庫のあたりから山下公園へつながる遊歩道があります。山下公園のすぐ近くにはマリンタワーという展望台もありますし、またそのすぐ近くには横浜中華街もあります。と、そういう意味ではデートや観光には最適なんですよね。海沿いで広々としているので、人が多少いても都会の混雑ほどではないのも良いところです。
その遊歩道から再現されているのが『LOST JUDGMENT』なんです。
ほぅ、よくできてるじゃないの。
残念ながら近くにあるはずの赤レンガ倉庫(らしき建物)は遠くに見えるだけで入ることはできないのですが位置関係はぴったり。ゲームでもリアルでも、歩きながら「ここは!」となるくらいにそっくりにできています。
さて、続いてはこのあたり。
まだ遊歩道の上ですが、見てくださいよ。この大さん橋の再現度。知っている人は知っている、大さん橋。ここもリアルでは景色がよくて最高なのですが、こちらも残念ながらゲーム中で行くことはできないのです。でもこの通りにゲームにしっかり再現。“横浜らしさ”を感じるところを見える作りにしているのは嬉しいですね。
■殴り合い?の場所もありました
次は山下公園内の海側までやってきました。ゲームではあの男との殴り合いも発生していましたね!7でも印象的な会話シーンがあったけどナイショです!何かありそうな船も見えます。とにかく物語で重要な「海沿い」といえば。の場所です。
■庭園の雰囲気もバッチリ
海側だけじゃないんです。山下公園は花が綺麗に咲き乱れる庭園的なところもありまして。(この記事が投稿される5月はまさにローズウィークとされる、綺麗な時期です。ゴールデンウィーク中にぜひ。)
バラが咲く庭園もちゃんとゲームで再現。この周辺はゲーム中で、うまくスケボーのコースになってくれていたりします。
ちなみにリアルにあるホテル、ニューグランドは「シーフードドリア」「ナポリタン」「プリンアラモード」の発祥とされています。めちゃすごい伝統ホテル。
https://www.hotel-newgrand.co.jp/origin/
『ロストジャッジメント』では入れないんですが、『龍が如く7』ではなぜか、神室町のキャラクター「カムロップ」の着ぐるみが、このホテルの中庭にいるんですよね。(ネタバレ…なのか?おまけ要素です)
⬛︎港らしく公園らしく
先ほどもチラッと出てきたように、海沿いに位置した公園である山下公園には、海の見える景色が有名です。係留保存されている貨客船の氷川丸は国の重要文化財に登録されているもので、中に入って見学することも可能です。
そんな船に入るための入り口も「浜北公園」でこの通り再現。
また、奥まで行くと(赤レンガ倉庫より離れた方面)、公園らしく草木の生い茂る歩道もあります。ここはゲーム中、スケボーのコースにもなったりするのですが、ウネウネとした道もほぼ再現。
さて、この道を登り切った上からはランドマークタワーが望める場所。夏場にも関わらず行った時は水は通っていなかったですが、かつてはここで子どもが水遊びもしていました。
⬛︎撮りっぱなし、まだまだあります(笑)
実はこれらの写真、この記事が公開されるほぼ一年前の2022年夏ごろに撮られたものでした。私が公開時期を悩んでいるうちに気づいたらこんな時期に……。
「浜北公園」以外にも中華街や伊勢佐木モールなどもまわり、「伊勢佐木異人町」らしいスポットをたくさん巡ったので、近いうちにまたお披露目したいと思います。
取り急ぎ、GWお暇な方は、ぜひ横浜に行ってみて、『LOST JUDGMENT』を遊んでいただくことをお勧めします。
次回をお楽しみに。
write by こたろ(BORN WEB MAGAZINE編集長)