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信濃鶴 純米吟醸55 頑卓 無濾過生原酒(酒造(株)長生社:長野県駒ヶ根市)

このお酒は大宮のたつみ清酒堂さんで女将さんにご紹介いただき持って帰ろうと決めた1本です。たつみ清酒堂さんで飲んで時とちょっとだけ印象が違いましたが、甘旨なお酒が欲しいとリクエストして選んでくれたお酒です。
お酒を飲ませていただきながら、好みのものを見つけていただける買い方は会話があってとても楽しかったです。飲ませていただいて、なんだか申し訳ないなと思っていたりしましたが、飲んでみないとわからないこともあるので本当によかったと思っています。

ぜひお店に行ってみてください!ステキなお店なので、とてもいい体験ができると思います。

信濃鶴ですが、創業は明治16年、広島の賀茂鶴酒造の指導を受けて仕込蔵を建設されたと調べたら出てきました。使用するお米はすべて長野県上伊那郡飯島町の美山錦で、すべて純米のお酒を醸しているそうです。

お酒の名前にある「頑卓」。これは調べてもあまり出てこなかったのですが、2013年当時の専務がブログに書いていることが答えな気がしましたが、正解かはわかりません。ブログには、専務の曾祖父さんの逸話が書かれており、

これは、このブログではご披露したくない逸話なんですけど・・・名前を『卓爾(たくじ)』といいましたが、非常に頑固者で、周りの人からは『頑固な卓爾』という意味で『頑卓さ』と広く呼ばれていたそうです。自分自身でもこのニックネームを気に入っていたみたいで、例えば杖なんかの持ち物には『頑卓』と彫り込んでいたとか。

とありました。お酒の名前もここから取られたのではないかと想像しました。

飲んだ感想

ひとくち飲むと口の中に優しい甘さが広がってふわっとした気持ちになりました。ほんのりですがガス感もあって、しっかりとしたお酒ではありますが、少しだけ軽くなる瞬間があります。ふたくち目は余韻の苦さが加わってもっとキリリとした雰囲気になります。余韻は長くふわふわ続いている気がします。さんくち目はまた優しい雰囲気が全面に出てきてほっとしました。香りも優しく、全体的に芯のあるお酒ではありますが、優しい雰囲気がとても心地よく感じます。

購入は上記にある「たつみ清酒堂」さんです。
北大宮駅から歩いてちょっとなので、ぜひ行ってみてください。なんなら行きたいので一緒に行きますのでお声がけください笑

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