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【マッチレビュー】EURO2024 決勝 スペインvsイングランド

ボーグ・FOOTBALL研究所

  • EURO2024 ファイナルステージ 決勝

  • 日時: 2024年7月15日 04:00 (日本時間)

  • 会場:オリンピアシュタディオン

  • 試合結果:スペイン2-1イングランド (HT0-0) (終了2-1)
    スペイン：ニコ・ウィリアムズ 47'、ミケル・オヤルザバル 86'
    イングランド：コールパルマー 73'


試合の展開：前半

  • 【スペイン】非保持4-4-2  保持4-3-3

  • 【イングランド】非保持4-2-3-1　保持3-2-5
    イングランドは前回まで3バックを使用していたが、再び4バックに戻したと思われる。スペインの両ウイングを抑えるために、基準をはっきりさせた分かりやすさ優先か。

  • 【スペイン】序盤はスペインがボールを保持していく展開。スペインは両翼から仕掛けていくが、ニコ・ウィリアムズ、ヤマルの両ウイングに対しては、ウォーカー、ルーク・ショーの両サイドバックが強めにあたり、自由にさせない。ロドリに対しては、フォーデンが注意深くマークしていき、序盤はボールタッチは少なめ。

  • 【イングランド】4バックにしたことから中盤での流動性は低めで、スペインに保持を許す時間が続く。守備を優先させた分それはある程度織り込み済みか。前半30分の時点で7割スペイン保持。

前半はイングランドは4バックで堅実に守り、隙あらばカウンターを仕掛けていく展開で思惑通りか。なお、お互いにトランジションも集中していて決定機も少ない前半となった。

試合の展開：後半

  • 【スペイン】ロドリに代えてスピメンディ投入。

  • 【スペイン 先制 1-0】47分、右サイド カルバハルからヤマルへのダイレクトのロングパス、ボックス内で左サイドのニコ・ウィリアムズに通し、強烈なシュートがファーに決まりスペイン先制。イングランドがブロックを敷く前の早い展開でスペインが崩し切る

  • 【イングランド】61分、打開していきたいイングランドはケインに代えてワトキンスを投入。さらには、70分、メイヌーに代えてパーマーを投入し、攻め手を増やしていく。また、フォーメーションも保持の局面では、前試合まで機能していた3バックに代える。

  • 【イングランド 同点 1-1】73分、サカが右サイドから持ち運びボックス侵入、ベリンガムへ渡し、最後は交代早々パーマーが見事なゴラッソ。

  • 【イングランド】81分、バイタルからの見事なパス回しでヤマルがフィニッシュに至るがピックフォードが好セーブで阻止。

  • 【スペイン 逆転 2-1】86分、左サイドからの展開。オヤルサバルがククレジャに一度出し、ククレジャが見事なクロス供給。オヤルサバルが決めきりスペイン逆転。


所感

スタッツ

選手評価



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