09.異邦人 ---「もう一人のわたし」より
B:「きみのふるさとの星を訪ねてみたいな。この宇宙を超えた、ものすごく遠い場所にあるけど、一生のうちにたどり着くもんなら、いってみたいな。」
A:「うん、思えば不思議だな。そんなに遠く離れているのに、君とこんな風に話せる。」
B:「奇跡としか言えないね。でもね、実は、淋しいんだよ、たとえ君と一日中しゃべりまくっても。」「特に最近、なぜか涙もろくなっている。ホームシックになったかな?」
A:「えっ!でも今きみは家にいるんじゃないか?!」
B:「そうだよ、パソコンの前で君とこうや