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ビジネスの力をつけるために大企業ではなく、ボーダレスを選んだ
「大企業に就職して経験を積もう」と考えていた当時の私。本当にそれが正しいのか?自問自答している時にボーダレスに出会ったと話してくれたのは、24卒内定者の小山穂乃佳さん。
今回は、小山さんに新卒でボーダレスを選んだ理由や就活のこと、つくりたい社会について話を聞きました。
新卒で新規事業開発職に挑戦できる会社はここしかない
ー小山さんは、どうして新卒でボーダレスを選んだのでしょうか?
新卒1年目から社会問題を解決する新規事業開発に取り組み、ビジネスの力をつけられる会社はボーダレスしかないと思ったからです。
学生時代に動物福祉の問題に向き合ってきた中で、多くの動物愛護・保護団体は活動資金を寄付に頼っており、継続性に課題があることを知りました。持続可能な形で取り組んでいくためにビジネスの力を付けたいと思っていた私は、ボーダレスに新卒で入り、新規事業開発の仕事を経験したいと思いました。
行動力とスピード感が重要視される風土も、つい物事を考え込んでしまいがちな私には魅力的でした。立ち止まりそうになったときは、ボーダレスの「走りながら考える」という精神を思いだし行動するようにしています。
さまざまな角度から動物福祉の問題と向き合った学生時代
ー小山さんはどんな学生生活を送ってきましたか?
チャレンジ精神が旺盛な性格なので、韓国語が話せない状態で韓国へ留学したり、治安が不安定な地域でのアメリカ留学を経験したりと他の人が選択しないような道を選択する学生生活を送ってきました。
中でも、最も力を入れて取り組んだことが、日本の動物福祉の問題に関する活動です。環境省 動物愛護管理室のインターンシップを行ったり、公益社団法人アニマル・ドネーションが運営するAWGsプロジェクト(SDGsの動物福祉版のようなもの)に参画し、アドボカシー活動を行ったりしてきました。
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ー小山さんが、ビジネスで社会問題の解決に取り組もうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?
行政と民間団体での活動が良い経験になった一方で、「現場のことは現場でしか分からない」と感じる反面もありました。そこで、埼玉県さいたま市にある『NPO法人Wonderful Dogs』という動物保護施設での活動をスタートしたんです。そこでは、スタッフの皆さんが保護した犬たちの幸せを心から願ってケアをしている様子をみてとても感動しました。
しかしながら、数十頭の保護犬を世話することは想像を絶する大変さがありました。保護犬たちには、劣悪な環境で育ってきたことが原因で急に体調を崩したり、なかなか心を開いてくれなかったりとさまざまな課題がありました。
その後も他の団体や動物愛護センターを見学しながら、各団体が抱える課題や日本の動物福祉に関する問題(多頭飼育崩壊や飼育放棄など)の実態を知り、何とかこの問題を解決できるようになりたいと強く思うようになりました。
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「とりあえず大企業」という安直な自分に気づき、進路を見直した
ー小山さんはどんな就職活動を行いましたか?
私は、アメリカの大学に通っていたため「周囲の人と情報交換をしながら就活」ができず、気づけば日本の友達が就職先を決めているという焦りから活動を始めました。
英語力を生かしたいと思い、かの有名なボストンキャリアフォーラムに参加したもののビビッとくる企業には出会えなかったんです。当時の私は、「将来、犬猫に関わる社会問題の解決に貢献できる事業を立ち上げたい。とりあえず大企業に行って経験を積もう」と安直な考えをもっていました。
しかし、「本当にそれが正しいのか?」と疑い、もっと広い視野で就活をしようとギアを入れ替えました。
そんなときに出会ったのが、ボーダレス・ジャパン代表の田口さんの著書『9割の社会問題はビジネスで解決できる』でした。
この本を読んで、「ここが私の目標に最短距離で走れる場所だ!」と思い、エントリーすることにしました。結果的に、内定をいただけて運命だと感じています。
常識を常に疑い続け、新たな社会システムと価値観を創っていきたい
ー小山さんはこれからボーダレスでどんなことに挑戦したいですか?
私は、ボーダレスで全ての犬や猫の命と生活が尊重される社会の実現に向けた事業を創りたいと考えています。犬猫に関する社会問題を解決するには、動物福祉のみならず社会全体の変革が必要です。
1, 犬猫の福祉
2, 人間の福祉
3, 社会の犬猫に対する意識
この3つを包括的に解決する事業に挑みたいと考えています。
無責任な飼い主や透明性の低い犬猫の流通の影響で、多くの動物の命が犠牲になっています。これからの時代に合った、人間と動物の共生を目指すための新たなシステムと社会の価値観をビジネスを通して創っていきたいです。
個人としては、常識を常に疑う姿勢を忘れないように意識します。
動物福祉の問題も、対策は一つではありません。
私自身が常にこの問題について常識を疑いながら考え続ける必要があると思っています。
諸外国がやっている解決策だから、社会がこのような流れだからなどと、既存の価値観に流されるのではなく、常に疑問を持ち、考え続ける姿勢をもちながら社会問題に取り組んでいきたいです。
小山穂乃佳
2000年、埼玉県出身。
Temple University, Japan Campusに進学し、International Business Studiesを専攻。
学生時代は環境省動物愛護管理室でのインターン、公益社団法人アニマル・ドネーションが運営するAWGsプロジェクトへの参画、全国の動物保護団体や動物愛護センターでヒアリングを行い、動物福祉問題の実態を調査してきた。
#犬猫問題 #保護犬猫支援
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