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#14ゾーンに入る 読書#2

気がつけばもう1月も半分が過ぎようとしていますね。
今年は、自分のアウトプット力を高め、学びを深めるために、読書や参加したワークショップの感想をどんどん書いていきたいと思います。

読書についてどう書こうかと悩んでいたところ
いなかのまどから」さんのスタイルがいいなと思ったので、
そのスタイルをまねながら紹介していきたいと思います。
(いなかのまどからさん、勝手に流用してすみません!)


今回ご紹介する本は、EQの開祖ともいえるダニエル・ゴールマンが共著した
**『ゾーンに入る ~EQが導く最高パフォーマンス~』**です。


基本情報


タイトル(日本語訳):ゾーンに入る~EQが導く最高パフォーマンス~
タイトル(英語):Optimal~How to Sustain Excellence Every Day~
著者:ダニエル・ゴールマン、ケアリー・チャニス
訳者:櫻井祐子
出版社:日本経済新聞出版


この本を手に取った理由


日経新聞の広告を見て、EQ開祖の最新作というのと、「ゾーンに入る」という言葉に惹かれたのがきっかけです。
ら何が得られるのかを知りたいと思ったのがきっかけです。

また探究仲間のアニキこと吉川康之さんが別のEQ関連書についてのブログをNOTEに書いており、私自身もEQに関心を持っていたタイミングでした。

私が思う、この本の本質


 この本の本質は、日本語で「ゾーン」と訳された「毎日最適な状態(Optimal)」にある人が、外から見るとEQの高い人であるという点です。

そして、その状態を実現するための具体的な方法が、事例や調査結果とともに丁寧に解説されています。

著者によると「毎日最適な状態にある」とは、
自分にとって「とってもよい日を過ごした」と感じられること。
その「よい日」とは、
自分自身が「よくやった!」と心の中で思えるような状態を指します。

 

私の学び

1. 2つのことを実践する


 本にはEQを高めるためのさまざまな実践方法が紹介されていましたが、特に心に残ったのはリーダー向けに書かれていた以下の2つです:

  1. 自分の行動が他者の感情にどんな影響を与えるかを意識し、行動を調整する

  2. 視点を変える

私たちは意外と他人から影響を受けていますよね。例えば、電車で感じのいい隣の人がいると気分が良くなる一方、そうでないとモヤモヤすることも。
だからこそ、自分の行動が周囲に与える影響を考え、相手の立場や感情を想像しながら行動することが大切だと思います。

2.チームのEQを高めるポイント


人事マネージャーとして新たな学びだったのは、チームのEQは一度の会議でも向上できるという点です。

メンバー間でお互いの関わり方について認識を共有し、規範を定め、実践を繰り返すことで、チーム全体のEQを高められると著者は述べています。

個人のEQを上げるには数カ月かかりますが、チームのEQの方が早く上げられる!意外ですよね!

これから新しい職場に移る私も、これを意識して良い雰囲気づくりに努めたいと思いました。

終わりに(まとめ)


 この本はEQを高めてパフォーマンスを高めるための方法ですが
その鍵は、

大きく変えるのではなく
「小さな幸せを感じ、そのために行動する」
こと。

そして、
その主観的な小さな幸せは「人に貢献している」という感覚から始まるということです。

折しも先日読み直した「幸せになる勇気」の中で
「幸せについてのアドラーの結論は、「幸福とは、貢献感」であり、
「私は誰かの役に立っている」という主観的な感覚があれば、すなわち貢献感があればそれでいい
 という言葉にもつながりました。

 貢献できているというのは主観的なものです。

 でもその主観から相手のことを想い行動すれば自分の見えてくる世界も変わるのではないかなと思いました。

いかがでしたか?「ゾーンに入る」ためのヒントを感じていただけたら嬉しいです!読んでくださりありがとうございました。

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