ヒートベッドとPEIシートの間に銅板を挟むことでベッド周辺での印刷の反りを改善できましたが、ヒートベッドの底面に断熱材を仕込む例も見かけたのでさらに手を入れてみました。 断熱材にはコルクマットやウレタンを利用するケースもありますが、prusaの場合ヒートベッドの温度は最大で125度に達するので、それに耐える材質である必要があります。このためウールマットを選びました。以下の製品は表面にクロスが接着されているためウールマット繊維が露出しておらず扱いやすいです。 グラスウールに
ASAを印刷したところ、ヒートベッドの端っこだとどうしても外側に反りができてしまっていました。ヒートベッドの中央では反りなく印刷できているため、ヒートベッドの外側は温度が低くなりムラができている模様。 そこでヒートベッドとばね鋼板の間に熱伝導率の大きい銅板を挟んでみました。 狙い銅板がない場合、ヒートベッドの発熱体の熱はばね鋼を伝って広がっていきます(これに加えてヒートベッドの裏板のアルミ合金からの回り込みもあります)。 銅は鋼の10倍、アルミの2倍くらい熱を伝えやすいの
はじめにこれまで使っていた3Dプリンタの調子が悪くなり、ここいらでちょっといいやつ買ってみるかとPrusaに手を出す。 Prusaに手を出したのでマルチマテリアルを扱えるMMU2Sユニットも欲しくなり、ちょっと高いからクローン版を買う。 調整で地獄を見る。 こんな流れで結構苦労をする羽目になりました。なぜかMMU2Sについては日本語のノウハウがあまりないため、備忘録も兼ねてnoteに登録し記事を書いてみました。 注意点Prusaは純正品ですが、MMU2Sはクローンです