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2023年4月の記事一覧

【閲覧録202302-202303】(20230216-20230315)

【閲覧録202302-202303】(20230216-20230315)

20230216
『柳田國男全集 第四巻』(筑摩書房 1998)。「青年と学問」了・「都市と学問」(1929)途中。p206「村には昔から様々の添挊(そへかせぎ)があつた。」。「挊=稼」の字を目にするのは、浪川健治先生本の松前挊以来(勉強が足らん)。農漁村民とっての添挊の重要性は歴史家より民俗学者の方が深く理解しているのかとふと思った。『北海道漁業史』を読んでみても、先生方には細民漁民が添挊で生計

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【閲覧録202301-202302】(20230116-20230215)

【閲覧録202301-202302】(20230116-20230215)

20230116
『寺田寅彦全集 第八巻 随筆八 絵画・映画論』(岩波書店 1997)。明治以前から、優れた書画・工芸・建築などは存在したが、それらが美術・芸術と認識・解釈・定義づけされたのは明治以降で、1878年生の寅彦も美術・芸術の概念を持って物を見ているのだろう。時代による規定。

20230117
永井荷風『荷風全集 第六巻 歓楽 すみだ川』(岩波書店 1992)。「帰朝者の日記」1909

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