見出し画像

スタートアップの支援は、1年だけ?

こんにちは!eiiconの速水(はやみず)です。
このnoteでは、「 #沖縄xスタートアップ 」というシリーズで、Boost Up OKINAWA 2024(沖縄県スタートアップアクセラレーション事業)に関して、紹介しています。今回は、支援の継続性・沖縄県のスタートアップ支援事業について、紹介させていただきます。

支援は1年だけ?

「都道府県のアクセラレーターだと、支援って、単年度で終わっちゃいますよね?」という質問を先日受けました。Boost Up OKINAWA 2024の事務局の人間としては、「はい。そうです。1年です(ごめんなさい…)」と言いたくなるのですが、沖縄の人間・スタートアップ支援者としては、「沖縄により多く関わっていただき、継続的に支援したいと考えています」というお答えになります。


一般論として、官公庁(都道府県・市町村区)については、4月〜3月末までの単年度で事業を行っていますので、各地のアクセラレーターも、Boost Up OKINAWAも1年(〜3月末まで)の支援になります。

ただ、沖縄県については、

・スタートアップ支援に力を入れている
・スタートアップを支援する人たちが暖かい

という特徴があります。
絶対額(一般会計当初予算に含まれる事業予算)で見ても、全国第5位の「スタートアップ支援に力を入れている」都道府県になります。


【参考】東洋経済:スタートアップ支援が手厚い都道府県ランキング


1年終わった後は、どうなるの?


2023年に採択されたスタートアップについて、以下の状況です。2023年の年度で完了した実証実験もあれば、2024年に実証実験をするスタートアップもいます。どちらでもOKです。

・離島で実証実験ver1を開始。実証実験のver2の実証実験を予定している。ver2の実証実験については、沖縄県・その他も含めて補助金を活用して事業を推進する予定。

・コザ(沖縄市)のコワーキングスペースに登録。多地域居住で沖縄に関わる形に。現状、関東圏に住んでいるが、沖縄が地元で沖縄にも拠点を持っていこうとしている。

・実証実験を行うに当たって、時期はハイシーズン(夏)が理想的。実証実験の準備を2023年度中に実施し、2024年の夏〜秋に実証実験・サービス実装を実施。観光関係の実証実験なので、上手く行けば沖縄県内・その他観光地に導入予定。


私たちは、「1年で終了」ではなく継続的に、沖縄に関わりサービスをグロースしていく支援をしたいと考えています。また、Boost Up OKINAWA以外にも、スタートアップのフェーズに応じて、沖縄県の支援メニューが多数あるので、Boost Up OKINAWAは2024年度に受けていただき、2025年度は別の沖縄県のスタートアップ支援事業に応募いただくことも可能です。


沖縄県のスタートアップ支援って、どんな事業があるの?

沖縄スタートアップ・エコシステム発展戦略に詳細の記載がありますが、2024年の5月時点で募集をしているだけでもBoost Up OKINAWA以外に以下の支援事業があります。

(1)実証実験サポート事業
(2)テストベッド実証支援事業補助金
(3)令和6年度スタートアップ事業化支援事業補助金
(4)スタートアップ創業支援事業(スタートアップ起業支援金)
(5)令和6年度バイオ関連産業振興支援事業

創業期〜実証実験〜実装に向けての補助金まで、非常にたくさんのサポートがあります。スタートアップの支援者も積極的に連携しているので、「Boost Up OKINAWAは、ちょっと違うけど、この事業に興味がある」というお問い合わせもありましたら、是非是非いただけると幸いです。

5月30日の説明会は、こちらから。

https://peatix.com/event/3929021

本事業へのエントリーはこちらから。6/24(月)23:59まで

▲応募はこちらから▲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?