統一教会を擁護するたかまつななの詭弁
たかまつななが「自民党は教団と関係を断たなくても問題ありません」と言っています。「関係を断つと言うのは宗教差別だ」とまで言っています。
ほんとに頭が悪いのか、ビジネスで言っているのか、その両方なのかわかりませんが、あまりに酷いです。
統一教会と政治の問題は、その「宗教」の側面が問題になっているのではありません。そこを誤魔化してきたのが、彼女のような統一教会側の詭弁です。
統一教会は、正体を隠しての活動、信者からの過酷で非人間的な収奪、外国政治勢力と結びついた工作活動、誹謗中傷を含むデマの拡散のほか、凶悪な暴力犯罪への関与が強く疑われるなど、内心の信仰とはまったく違う次元の問題を持っているのです。
信教の自由とか、宗教を差別してはいけないという、その自由は、あくまで個人の内心に関わる話に過ぎません。その信教に基づいて行われる外部的な行動が、他者の権利や社会の治安に脅威を及ぼしたりする以上、その組織が信教の自由で守られるべき存在でないのは明らかなのです。
統一教会の特殊性は、極めて悪質な信仰の強要と収奪を組織的に行う一方、その動員力や資金力で政治的な活動を行うことで、極右政党を支援し、その庇護を受けてきたという事実です。
東アジアの冷戦の中で、このカルト教団を利用してきたのが、韓国の反共軍事独裁政権であり、日本の自民党を中心にした反共右派政権であり、それが日本の政治や社会を大きく歪めてきたのです。
つまり、宗教の仮面を付けた詐欺集団が、韓国の軍事独裁政権の意を受け、日本の極右政権と結託して日本国民を食い物にしてきたのが、統一教会問題です。
こうした特殊性を持つ集団を、法の掲げる「宗教の自由」を名目にして活動させてはいけないし、こうした集団を日本の政治家が利用したり、利用されたりすることが、許されるわけがないのです。
たかまつななのように、わざわざ統一教会という組織の本質から目を逸らし、その活動を擁護する人物が、メディアに露出することも異常です。
自民党や統一教会は、金を使いさえすれば、こうした人物をメディアに露出させることができます。そうやって、この国の政府と教団は追及から逃げ、日本の国民と社会を食い物にし続けるのです。
絶対に許してはいけないのです。
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