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パンの国「マルタ」でお米を炊く
私はお米が好き。
毎日、お米を食べて生きている。
パンも嫌いではないが、パン屋にはあまり行かない。
友人がパン屋巡りが好きで、たまについて行くことはあったが、たまにだ。
有名なパン屋のアートのようなパンを食べることは、食の好みではなく、遊びとして好きだ。
また、話題のパンをお土産として持って行くことも好きだ。
会社の人に、TRUFFLE Bakeryの白トリュフの塩パンをよく買っていた。
これをお土産で持って行くと、みんなが喜んでくれる。
先輩と共にのぞむ大事なアポがある日、後輩のテストの日などに買って、頑張りを讃える小さな会を塩パンと共に催す。
結構好きな時間だった。
恋しいな、白トリュフの塩パン…
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まあこれくらいしか、パンの思い出はないわけだが、
私はヨーロッパのマルタ共和国に住んでいる。
マルタ国民は皆、パンを食べる。
マルタでは、ひし形のパイ生地にリコッタチーズをぎっしり詰めて油であげる、Pastizzi (パスティツィ)というソウルフードがある。
一度食べたが、胸焼けしそうになった。
このようなパン(?)が、マルタでは代表的で、みんな大好きだ。
コンビニの様な小さなスーパー(まいばすけっとのイメージ)や大きなスーパーなど、どこででもマルタでは焼きたてパンが売られている。
どこにいても、安価でおいしいパンがマルタでは手に入る。
そんなマルタで、お米生活をしつこくおくる私がお米事情について、ここに記そうと思う。
マルタでお米を炊く
冒頭でもふれたが、私はパンがそんなに好きではない&お米の方が身体のコンディショニングが良いため、マルタに到着してすぐに"お米"を探した。
スーパーによってお米の品揃えは異なる。
その中で最も日本のお米に近く、おすすすめしたいお米はこれだ。
Welbee's Supermarket「Simpl Riso Originario」
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Simpl Riso Originario €1.65 / 1kg(約267円)
形も日本のお米に近く、安い。
これを見つけた時、マルタでの生活の大半の心配事が消えた。
マルタでお米を食べたい時は、Welbee'sに行って、このお米を買おう。
このお米を買っているのは、私しかいないんじゃないかと思うほど、他に手に取っている人を見たことはないが、私がマルタにいる限り、このお米は消えないだろう。
マルタでお米が食べたくなった方はぜひ参考にしてほしい。
そして、私は炊飯器をこっちで買っていないため、鍋でお米を炊く。
最初は、お米の分量もしっかり測って水の量もきっちり規定量をいれていた。
しかし、慣れてくると、お米の量も水の量も計らずともおいしいお米を炊くことができる。
マルタに来て、適量でお米を炊くことができるようになった。
また、イタリア人もよくお米を炊いていた。
彼女は、お米を炊く時に塩を入れていた。
詳しく聞かなかったが、パスタと同じように炊くのだろう。
お米文化も国によって違うんだなあ。
と、私に新たな知識がインプットされた。
私たち、日本人の主食はお米。
遠く離れたマルタでもおいしく食べることはできる。安心してくれ。