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2021グラミー・ショー生ブログ#1

さあ始まりました、コロナ下での特異な状況でのグラミー賞受賞式。すでに今年の司会、トレヴァー・ノアがテントでソーシャル・ディスタンスを確保した会場を紹介した後、あたかも『Saturday Night Live』のコールド・オープンよろしく、スタジオの廊下をたった一人で歩きながら今日のメニューをまくしたててます。おお、トレヴァーがやってきたのは、だだっ広いステージの真ん中にちょこんとバンド・セッティングがあるところに、ブラック・プーマと、ハイム3姉妹がスタンバってて、その向こうにはフィニアスビリー・アイリッシュ兄妹が座っている、ここもソーシャル・ディスタンス完璧ですね。おおそして始まったのは、ハリー・スタイルズのパフォーマンスで全米ナンバーワン・ヒット「Watermelon Sugar」。首に長ーいグリーンモヘアのスカーフをまとったなかなかクールなパフォーマンス、アレンジもちょっとジャズ風なのが、ちょっと抑えたトーンの今年の授賞式の雰囲気をよく伝えてますね。

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これに先立って、日本時間の4時からYouTubeで2時間半にわたってストリーミングしていた、ジェネ・アイコがメイン司会(ジミー・ジャムや、新人賞部門ノミネートのチカらもサブ司会で一部の部門のプリゼンターとして登場しましたが)のグラミー・プレショー(ここのYouTubeページで見れます)では、70以上の部門がすでに発表されてますが、いつものグラミーと違うのは、こういうメイン放送に出ない部門の実際の受賞のシーンって、なかなか見る機会が従来なかったのでなかなか面白かったですね。やっぱり大騒ぎして大喜びしてたのは、ブラックのシスターズたちで、ラップ・パフォーマンス部門受賞のミーガン・ザ・スタリオンとか、トラディショナルR&B部門受賞のレディシなんてもう大騒ぎで大変!笑ったのは、メタル部門受賞したボディ・カウントアイスTが「昔からグラミーにはいろいろ言ってきたけど、いや、もううれしいよ!」と前言思いっきり翻す喜びようが、却って可愛らしいなあ、って感じでした。あ、それから吉岡さんイチオシのファンタスティック・ネグリート(コンテンポラリー・ブルース・アルバム部門)も、スナーキー・パピー(コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム部門)も見事受賞、今年のノミネートされた日本人お二人とも見事受賞でした!おめでとうございます。

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あ、と言ってる間にビリー・アイリッシュが「Everything I Wanted」、そしてハイムが「The Steps」を次々にソーシャル・ディスタンスのトレヴァーのステージでパフォーマンスを展開。今年はどんどん行く進行だなあ。ハイムもライヴでバンド演奏で見るとなかなかかっこいいねえ。

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