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おくすりと社会的なやさしいしくみ【訪問看護ステーション開設68日目】

辛い状況の時に、お薬が劇的にその辛さや痛みをとってくれるのを目の当たりにすると、薬ってありがたいなあと思うと同時に、その取り扱いを担う責任の重さと知識を吸収していく大切さを改めて思うのでした。


一方で、物理的な薬(対処方法・改善方法)だけがあってもダメで、その前提となる知識や考え方がない状態で、もったいないことが起こることも日々学んでいます。

何が言いたいのか、というと

・介護保険サービスがあってもその使い方を知らない
・ケアマネージャーさんという言葉は知っていてもその意味も存在意義も使い方も知らない
・訪問看護があっても〜(同上)
・地域包括ケアセンターがあっても〜(同上)


で、知ったら上手く賢く使っていただけるか、というと、、、人によるわけですね^^;


社会的処方、という概念を学んだ話を以前書きましたが、、、

当事者になって初めてその必要性や大切さを理解しようとするのが一般的だと思うので、こちら側のその際の支援力を高めることも大事だとは思うのですが、元気なうちに、身近に何かが起きた時に話が聞けたり、相談に行けたり、疑似体験できるような場(そういう優しい環境・しくみ)があるといいなあとも思います。


人は結構、大切な情報、生きていく上での降りていく上での知恵を、友人知人からの口コミのみに頼って判断していることも多いので、そういう時に専門家や詳しい人と気軽に話せる「優しいしくみ」があるといいなあと感じるわけです。ヘルスコミュニケーション研究者時代に学んでいたOutreachっすね。


できればご近所で、美味しい食べ物や、居心地のいい場所や、顔見知りのいるリラックスできる環境で。多世代のいる環境で、当事者もそうでない人も混ざっている環境で。(これが”みんな食堂“構想)


そういう場、そういうしくみ、作りたいなあ。。。5年以内の目標^^。


そして探求はつづく。

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今日のゴーヤちゃんシリーズ。涼しくなってきたので、シーズンも終わりかな。今年もよくゴーヤチャンプルー食べました^^。この子はどう美味しく頂こうかな^^。







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