2ちゃんねる・Webニュースデータの活用方法のご紹介
みなさん、こんにちは！
ブームリサーチCS担当の原田です。
今回は「2ちゃんねる・Webニュースデータの活用方法」をご紹介させていただきます。
ブームリサーチでは、"Twitter"や"ブログ"などのメディアを収集対象としてクチコミの収集をしていますが、それぞれのメディア毎にクチコミされやすい「クチコミの特徴」があるので、分析前に
①どのような情報を得たいのか
②その情報を収集するのに適したメディアはなにか
を予め定めておくとスムーズな分析ができますよ。
今回は、お客様に2ちゃんねるとWebニュースの活用方法についてもっと詳しく知りたいとリクエストをいただきましたので、この2つの媒体に特化してご紹介しますね💡
【この記事のざっくり説明】
・2ちゃんねるはネガティブなクチコミだけではありません！
・（活用事例）某カフェチェーンの採用のイメージを分析
・Webニュースは自社・他社の露出件数・露出のきっかけとなった内容を把握できます！
・（活用事例）あの商品の話題のきっかけはWebニュースだった？！
2ちゃんねるのクチコミの特徴と活用方法とは？
2ちゃんねるはネガティブな情報が集まりやすいイメージですよね、、、？
それももちろんなのですが、他のメディアと違い、スレッドのへの書き込みの多さと、スレッド内での情報交換が特徴です。
匿名で書き込みができるため、ネガティブな情報もありますが、マニアックな分野への強いこだわりのある議論もあるため、商品、サービス、ブランドへの改善点の発見にもなります。
【活用シーン】
●商品、サービス、ブランドの日頃の評判を知りたいモニタリングしたい
●商品、サービス、ブランドに対するネガティブなコメントをキャッチアップしたい
●採用や決算期の自社スレッドから語られていることを把握したい
それでは活用事例をご紹介します。
自社の採用スレッドから語られていることを把握する場合
自社・他社名で検索すると、すべてのスレッドのクチコミが結果として出てきます。どんなスレッドが立てられているのかを確認し、今後の採用の方針への示唆が得られます。
今回の事例は、某カフェチェーン店の採用に対してのイメージを調査してみました。
結果、「顔採用」という関連語が浮上し、顔で採用されているイメージを持たれていました。また「ブサイクいない説」といった顔採用に関するスレッドも作られ議論がされていました。
このように、採用スレが立つことは頻繁にあり、新卒採用期間については面接の進捗状況や面接の内容、面接官の印象についてまで情報交換として書き込みがされるこがあります。
企業の決算期には、決算報告の内容や株主総会についても話題になることが多くあります。
みなさんも自身の会社の事でどんなことが語られているか気になってきますよね？！
ぜひ、2ちゃんねるも一度分析をしてみることをオススメします！
Webニュースのクチコミの特徴と活用方法とは？
Webニュースは、TwitterやInstagramのクチコミだけではなく、世の中で話題とされているニュースと掛け合わせる事ができるのが特徴で、複合的な判断データとして活用していただけます。
また、定量的な分析から他社との露出件数差、定性的な分析からどのような切り口で露出しているのかも把握できます。
【利用シーン】
●自社・他社のメディア露出件数を把握できる
●他社のメディア露出の切り口を把握できる
●クリッピング機能として使いたい
●Webニュースが他メディアでのクチコミ増加の要因となっていたのかを検証として使いたい
それでは活用事例を紹介します。
Webニュースが他メディアでの盛り上がりの要因であったのかを検証分析する場合
他メディアと掛け合わせて分析をすることで、露出のきっかけとなったメディアを特定することができます。
継続的に分析を繰り返すことにより、Twitterで話題になりやすいメディアを把握をすることができます。
今回の事例は、某100円均一ショップから発売された「推し色シリーズ」の話題の動きを調査してみました。
結果、発売日の2月7日にまずWebニュースで取り上げられ、2月8日にはTwitterでも話題が生まれていました。Twitterで話題が生まれた一番のきっかけは100回以上引用ツイートをされていたlivedoorニュースでした。
その後、3月4日にも様々なメディアで取り上げられおり、今回の「推し色グッズ」は、Webニュース→Twitter→Webニュースの順で話題になっていたことがわかりました。
Webニュースでのメディア露出は、手作業で検索エンジンで調べることも可能ではありますが、時系列での把握やメディアの網羅性でいうと難しい側面も多いので、ブームリサーチで手軽に調べられることをお伝えすると、簡単で驚かれることが多いです！
知られていないけど、実は便利な分析機能です💡！
まとめ
今回は2ちゃんねるとwebニュースの活用方法と事例をご紹介させていただきました。
まずはメディアの特徴を把握していただき、今後は適したメディアで分析することを意識してみてください！！
それでは次回の記事をお楽しみに😊！