選挙に行こう!
自民党の総裁選挙がテレビで中継されて、私たちの手の届かないところで、私たちの国の代表が決められることに、ちょっと違和感を感じました。
で、解散総選挙。
すごいタイトな日程で、選挙が行われることになりました。
実は私、昨年から練馬区の「明るい選挙推進委員」なるものの任についています。
年間通して、細々とした活動はあるのですが、一番は期日前投票での立会人。
自治体によっては、若い人に選挙への関心を持ってもらうために公募したりもしてるようですが、私もこの夏の都議会議員選で初めてやらせていただきました。
(昨年の都知事選の時は、腰が悪くて長時間座っていられなくてできなかったので)
その時、いろんなことを知りました。
車椅子の方や杖をついた方でも投票しやすいように段差もなく、スロープになっていること。
受付(投票用紙発行)では、コミニュケーションボードが用意されていて、指差などで説明ができるようになっていること。
点字投票や自筆できない場合の代理投票などの準備がされていること。
投票のためにお仕事を抜けたりした場合のため?の日付入りの「投票済証」が発行してもらえること。
コロナ対策で、持参した筆記具でもOKになり、用意された鉛筆も毎回消毒してること。
いろいろな工夫がされているのです。
実際、私が立ち会った時にも車イスの方、点字投票の方、「投票済証」を受け取った方、、いらっしゃいました。
「眠気との戦い」なんて言われてて、何もしないで数時間座っていることは、貧乏性で何か手作業してないと落ち着かない私にとっては苦行だと思ってたのですが、けっこう、いろんな方がいらして、立会人に会釈してくださる方も多くて、居眠りする暇はありませんでした。
今回は、
小選挙区、比例代表、最高裁国民審査、と3回も投票するらしいので、「??」っていう人も多いかもしれないし、ますます飽きない(←言葉悪いですが)気がします。少し楽しみ(笑)
そんなふうに選挙に関わるようになって、やっぱり、せっかくの参政権。放棄せず、投票してほしいな、と思います。
「自分一人が投票してもしなくても、何も変わらない」
そう思う人が何万人もいたら、やっぱり、大きな差が出ることになると思うのです。
練馬区でも毎回啓発活動をしています。
チラシやウェットティッシュを配ったり、、、。
特に、若い世代に選挙に関心を持ってもらいたい、ということで、今回は大泉にある東京学芸大附属国際中等教育学校の学生さんとコラボしたキャンペーンをしているようです。
そんなふうに「選挙に行こう!」と一生懸命、働きかけている傍らで、残念なニュースが。
街頭演説、字幕表示できず 政府答弁書
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/211015/mca2110151341024-n1.htm @SankeiBiz_jpより
街頭演説で聴覚障害者のために字幕をスクリーン等に映すことを禁じることが閣議決定されたとのこと。
障害を持つ有権者への合理的配慮と公職選挙法との兼ね合いが難しいようですが、、、
このような決定は残念でもあり、まぁ、別の方法もあるしな、という気持ちもあります。
そのあたりは、また別の機会に書いてみたいと思います。
とりあえず、公示され、ポスター掲示板にはいろいろな候補者の振りまく笑顔が並んでいます。
「どうやって実現するつもりなの?」と思うような甘い言葉を並べる人もいます。
当選した途端、どっちを向いているの?と思うような議員さんも少なくありません。
でも、政治は遠いところで行われているんじゃなくて、私たちの生活にかなり直接的に響いてくるのだ、ということをこのコロナ禍で強く感じました。
何を伝えようとしているのか。
そして、それをきちんと私たちに伝えようとしているか。
それをしっかりと見極めて1票を投じたいと思います。
我が家の子供2人も有権者。
彼らにも1票を無駄にしないでほしい。
それにしても、もっと気軽に投票できるシステムがあればいいのなぁ。
そうすれば、忙しい人も、関心の薄い人も、移動が困難な人も、「投票すっか」って気持ちになれるんじゃないかしら?
限られた投票所に実際に行って、紙に書く、、、
そんなアナログな選挙が変わる日は来るのでしょうか。
そんなことを思いながら、、
皆さん、選挙行きましょっ!
最後は、著名人たちが呼びかける「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」のYouTubeで。
(日本語字幕・英語字幕が選べるんですよ!素晴らしい!!)