デジタルハリウッドSTUDIOに通った半年間①~決意から入学まで~
とある地方で、webデザイナーを目指すための社会人向けのスクール、デジタルハリウッドSTUDIOに半年間、通っていたことについて、振り返っていきたい。全3回の内容になるが、結論として、目指していたweb系の職に転職することができた。
今回は、通うまでにやったこと、考えたことについてまとめてみた。
web制作という仕事を見つける
そもそも遡ると、就職活動になる。もともと、ある業界、それに関連する職に就きたいという思いだけで、新卒の就職活動を行った結果、全敗。
コロナ渦のなか、なんとか就職しなければと、幅広く業界、職種を見て、受かった会社に入社する。もちろん、適当に選んだわけではないけれど、それでも心残りが残りに残る大学4回生だった。
いざ、入社。3カ月ほどで、これから先もこの仕事を続けていくのだろうか、と真剣に悩むようになり、この仕事を続けた上で私が身につけたい力はつくのだろうかと考える。手に職を付けたい、自立したい、という思いも強くあった。決して前職がいやだったとか、ブラック企業、というわけではない。
何とかして入りたかった業界に潜り込む術はないかと調べまくるうちにweb制作という仕事を見つける。もともと、パソコンを扱うのが好きだということと、「作る」ことが好きだったこともあり、web業界について調べ始める。このweb制作という仕事が、私が就きたかった職種と共通する部分がたくさんあった。
プログラミングについても独学で勉強できないかと調べ、progateをはじめる。HTML/CSSの概念について、思ったよりも理解できると思い、数学ができなければパソコンの仕事はできない、は思い込みだったと気づく。もちろん数学が必須のプログラミング言語もあることは承知だが。
自分でも努力を重ねることで、HP制作は可能なのではないかと思い、本格的に転職について考え始める。
しかし、未経験から雇ってもらうには前提として、スキルが圧倒的に足りない。また、独学にも私の場合、限界があり、前職はなかなか休みの時間がとれなかった。
デジタルハリウッドSTUDIOを選んだ理由
そんなこんなで、スクールを見つけた。私が選んだポイントは3つ。
1つ目は実際に通うことができること。やはり、オンラインで全て終わらせるのは不安だし、モチベーションを高めることはできないと思った。また、校舎にはデスクトップ型のMacとWindowsが置いてあり、2画面で作業できる環境が設置されているところも魅力的だと思った。
2つ目は転職実績があること。HPに実際に転職した方のインタビューがあり、ただ、勉強して終わりの場所ではないことが分かった。
3つ目は実際に体験入学という形で、校舎に足を運んだときの雰囲気が良かったこと。スタッフやトレーナーの方々の印象が最終的な決め手だったと思う。実際、すごくお世話になった。
それから、費用などのお金について計算し、前職で学べる資格は必ず取るという思いで前職の仕事を全うした。ちょうど資格も取得し、一番迷惑のかからない時期に仕事を退職することとなった。
やはり中途半端になってしまうことは避けたかったし、物理的な問題で、仕事との両立は無理そうだと判断した。
職場の上司に転職について相談したところ、自身も転職を考えたことがあった、と話してくれ、若いうちの挑戦を応援してくれた。前職で仲良くなった年が近い先輩などとは、今も仲は良好で、たまにご飯に行ったりする。
1年ほどで辞めてしまったことは、会社にとって迷惑極まりない話なので、次の転職時はしっかり納得のいくものにしたいと深く決意した。
次回 スクール入学から卒業まで