人気ブランドの簡単な偽物の見分け方と、あまり知られていないリスク



はじめに



どーも、こんにちは!



先日ヤフオクを巡回していたら、Supreme(シュプリーム)の商品が出てきたんですが


「これダマされる人いるの?」ってくらいの”偽物”でびっくりしました(笑)




しかし更にびっくりすることに その出品者のページにとんでみたら

すでに何個か売れちゃってたんです。



たとえ安くても、偽物なんて”百害あって一利なし”ですので


正直「よく調べてから買えよ~」って思いますけど、

いちいち本物かどうかを調べるのもめんどくさい気持ちもなんとなくは分かります。




ですので今回は ブランド知識がなくても、ある程度本物か偽物か見分けられる方法を教えていきます。



簡単なことなのですぐにでも実践できます!






注目すべきポイントは4つ



あなたが気になる商品ページを開き、まず真っ先に確認するべきなのは

商品の画像ではなく” 出品者のページ ”です。


これはネットでブランドものを買う時の鉄則ですよね。




なぜ商品画像を先に見ないかというと、出品者の情報で大体の商品は判別ができるからですね。





1.注意すべき「出品者」の特徴



① 出品者の評価が0

ページを見てみると いくつか商品が売れているのに評価が0の人がいます。


あれは商品がより買われやすいように 自分たちで購入して支払いをしていない状態か、
本物だと間違えて買ってしまった人が後悔しているかのどちらかです。




②正しい日本語が使えていない

出品者の自己紹介の欄や、商品のコメントへの返信など

誤字脱字があったり、文法的な誤りがあったりと こちらもわりと分かりやすい偽物ポイントですね。




③偽物が多いブランドのものしか出品していない

特に偽物の多いシュプリームVETEMENTS(ヴェトモン)YEEZY(イージー)エアジョーダンなどが多く出品されている場合は 疑ってかかるべきです。


ベトナムや韓国に行ったことがあるひとなら ハイブランド、人気のブランドの偽物が大量に売られているのを見たことがあると思います。


そういったブランドは注意が必要です。




④だいたい初期アイコン

だいたい初期アイコンです。

たまにちょっとやる気のあるやつは名前やアイコンをちゃんと設定しています。




以上4つ、特に①、②はどちらか片方が該当した場合でも

その商品は偽物である可能性が高いため、購入は控えたほうがいいです。






2.注意すべき「商品の画像」の特徴



出品者が、さきほどの4項目をクリアしたからといってまだ油断はできません。



次に見るべきは商品の画像です。



ただ、商品の画像に関してはじっくり見なくても大丈夫です。



というより ぱっと見で偽物だとわかるくらいのものじゃない限り、じっくり見たところでわかりません。


写真なんていくらでも加工できますし、写真だけ本物で 届いたのは偽物なんて話はよく聞きます。




まして今回は判別のための予備知識がいらない見分け方ということなので、

明らかに「ん!?」って思わなかったらスルーしましょう。





3.注意すべき「商品説明」の特徴



画像を見てなんとなく大丈夫そうなら、次は商品説明.......と行きたいところですが


残念ながら「国内正規品」「SNKRS当選」など言ったもん勝ちで確かめる術がありません。



チェックするポイントではありますが、商品説明からの判別はまず不可能です。





たまに「代理出品」というものを見かけますが

これも気をつけた方がいいです。


そもそも代理出品の意味がわかりません(笑)


よっぽどフォロワーが多いとかじゃない限り他人に頼むメリットはありませんし、

そのサイトでアカウント停止を食らってしかたなく代理を頼んでいることも考えられますが


そんな人の出品物ならそれこそ注意が必要ですよね。




商品説明は基本的に流し見で大丈夫ですが、

「〇〇にて購入」と買ったお店が記載されている場合は


その店名が記載された購入時のレシートがあるかを確認しましょう




「レシート同梱可」であればなかなか信頼性は高いです。



レシートの画像を載せてもらうことが出来れば
ほかのサイトでその欲しい商品のレシートの画像を探し、細部まで比較することができます。



商品自体の比較となると、それぞれ個体差があったり細部までハッキリ見えなかったりでかなり難しくなるので

レシートの比較ははるかに楽ですし正確性が高いです。






4.注意すべき「最後」の特徴



ここまで来れば もう一度商品画像に戻り
同じ写真の出品がないかをいろいろなサイトでチェックするだけです。


たまに本物を出品しているひとの写真を勝手に使って

偽物を送り付けてくる人がいます。



違う出品者で、公式の商品画像以外の 同じ写真を使っていたら

どちらかがほぼ間違いなく”クロ”ですので

不安ならそのどちらとも取引をしないというのも賢明な判断だと思います。



石橋を叩いて渡るの精神でしっかり納得のいくまで調べましょう。




この方法によってある程度は本物、偽物を見分けることが出来ます。



しかしこれは100%の確実な方法ではありません。

もちろん少なからずリスクがあります。



どういったリスクがあるのかについて、少しお話します。





危ない先入観の罠



私が紹介した4つのチェックポイントのいくつかを知っていた人は多いと思います。


しかし、これには大きな罠があることに気付いている人は多くはいません。


それは「そのチェックポイントさえクリアしていれば大丈夫」だという先入観です。




一度安心してしまうと、その商品が偽物か疑わなくなり

最悪 偽物を購入するハメになってしまいます。




どういった罠があるのかを知ることは、

最初に書いた偽物の見分け方を知ることよりも重要です!



注意すべき先入観の罠は、大きくわけて3つあります。






1.「出品者の情報」に関する罠



わかりやすく例をあげると、

ヤフオクで合計取引件数が約2000件で、99%の人に良い評価をされているユーザーがいたとします。



その人の出品した商品に対して「これ本物かなあ」と思うでしょうか。



多くの人は「たくさん取引の実績があるし、ほとんど100%の人に良い評価をされているから偽物のはずがない!」と思ってしまいますよね。




これが先入観の罠です!




実際に、私がギャルソンのアイテムを探していたら タグに字体が微妙におかしいところがあったり、一か所だけ常用漢字でない漢字があり


おかしいなと思い 出品者を見てみたら取引数1500以上、99%以上の人に良い評価をされていました。



ギャルソンの判別に関しては、ブランドの買い取り査定の経験があるので

自信があるだけに 出品者情報を見たときにビックリしました。




何人かは届いた実物を見て、偽物だと気づき悪い評価をつけ文句を言っている人もいましたが


それまでは私も「出品者がしっかりしていれば大丈夫」だと思い込んでいたので かなり衝撃をうけました。



欲しい商品の出品者に少しでも悪い評価がついていれば

どんなに少なくてもしっかり確認をするようにしましょう。





2.「商品の値段」に関する罠



「偽物は本物より明らかに安い値段で売られている」という先入観につけこみ、あえて本物と同じような値段で偽物を出品している人もいます。



この場合、高いお金を出して偽物を買わされるんですから最悪です。



値段が本物に近いほど  偽物だと疑われなくなり、ましてや利益も大きいとなれば

そりゃ出品者からしたら美味しいですよね。


嘘みたいな話ですが本当にこういったヤバイ人たちは存在します。





3.「保証書、レシート」に関する罠



ついつい「購入の保証書や、証明書があれば本物だ!」と思ってしまいがちですが、

よく考えてみれば、あんなに複雑なスニーカーや服をコピーできるのに


たかだか紙の1、2枚をコピーできないわけがないんですよね。




「レシートを比較する」という偽物の見分け方を紹介したことと、矛盾を感じるかもしれませんが



「購入した店舗名が記載されたレシートが本物であれば、比較的偽物の可能性は低い」ということです。




たとえば BALENCIAGA(バレンシアガ)の人気スニーカー” Triple S ”(トリプルエス)など人気がつづいているものは


パリであろうがロンドンであろうがいろいろな店舗のレシートの偽物があります。



日本のセレクトショップや百貨店で購入したレシートがあれば望ましいですが、それでも100%本物と言い切れないということを覚えておきましょう。




ギャランティーとよばれる保証書にも偽物が存在するので、

「ギャランティー付き」という文字を見ただけで安心してしまうのは危ないので しっかり調べて比較しましょう。






だいたいの偽物の見分け方:まとめ



①出品者がしっかりしている人かチェック


②商品の画像を見て明らかな偽物じゃないかをチェック


③商品説明を見て購入元と、それを証明するものがあるかをチェック


④同じ画像を使っている人がいないかをチェック






気を付けるべき注意点:まとめ



①出品者の取引数・評価を鵜呑みにせず、悪い評価が少しでもついていればしっかり確認する。


②商品の値段が相場に近いからといって確実に本物というわけではない。


③保証書やレシートは簡単に偽物を作ることができるので、「保証書、レシート付き」という文字を見ても油断しない。





おわりに



ここまで読んでくれてありがとうございます。



今回は 簡単な偽物の見分け方と、ネットでブランドものを買うリスクについてお話させていただきました。


オークションやフリマアプリが流行り、欲しかったアイテムがより安く手に入るのはとても魅力的ですが、その反面危険もはらんでいるということを忘れてはいけません。



ヤフオクやラクマ、特にラクマはとりわけ偽物が多いです。

この2サイトを利用するときはかなり注意が必要です。



メルカリは少し前から偽物の出品の規制が厳しくなっており、

商品の削除、アカウントの停止などの措置を積極的にとっているので

他のサイトより比較的安全ですが、それでもいくつか偽物は出回っているので油断はできません。



買ってから偽物だと気づくのもむかつきますが、

偽物を買わされたことに気づかず、喜んで使っているひとがいることを考えると許せないですね。




注意すべきリスクを頭に入れたうえで、自分なりに納得のいくまで調べてから購入を検討するのが 今できる最善の方法だと思います。



改めて、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます!



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