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初めまして、と読書の話
この記事に辿り着いてくれた方、ありがとうございます。
千葉県在住の28歳、松浦信孝と申します。
自分が書いたものが世間ではどう読まれるのかの手応えが欲しくて、noteにまで出てきてしまいました。
良かったら読んでいってください。
いつかはnoteで書きたい。昨年からそう思っていた。
現在Ameba Owndの方でブログを書いてはいるが、FBにリンクを張るのみで、基本的に読者はFB上の僕の友人達だ(たぶん)
そしてコメントもブログ内ではなく、FBの投稿につくので、友人達の温かいフィルターを通したコメントであり、ありがたさを感じながらも一抹の不安が過ぎる。
今回結構尖ったこと書いた気がするけれど、これ世間的にはどうなんだろうか・・・?と。
自分としては攻めた発言をすることもあり、それがどう読まれるかに関して恐怖もあるが、興味もあるのだ。
だから公共性のより高いnoteに問いかけてみたいな。と思うようになった。
この文章を見つけてくれたあなたが、どう感じるのかを僕は知りたい。
一応Ameba owndのブログも貼っておきます。(宣伝)
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
「読書」というものが僕の人生の中で、非常に大きなウエイトを占めていたのだけれど、最近自分にとっての「読書」の意味合いが大きく変わりつつある。
昨日FB上の友人によって開催されたZoomイベント「センジュ出版読書会」というものに参加してきた。この読書会、今年は毎月のように開催されているが、その中で出会った人達がどんどん友人になっていき、じわりと世界の広がりを感じる。毎回がかけがえのない時間になる。
そしてそんな読書会が開催されてしまうような出版社、センジュ出版とは、東京の北千住にある、一人出版社である。
現在8冊の本が刊行されているが、どれも温かく、やさしく、話し相手のような本達である。
今一般的に売れている本のような画期的な情報、理論武装などではなく、本とは本来知恵を授けてくれるものだという認識が変わるくらい、読むほどに自分が引き出される本達である。
このセンジュ出版の本達と本当の意味で出会い、一冊読む毎に自分が一皮剥けていくような感覚に至ったのは昨年の頭、『しずけさとユーモアを』というセンジュ出版代表吉満明子さんが著した本と出会ったからだ。
この本からいただいたメッセージは沢山あるし、昨日の読書会のテーマ『あなたの人生を変えた一冊』に選ばせて貰ったくらい大好きな本なのだけれど、僕が一読目で受け取ったメッセージは要約すると次のような言葉になる。
「弱さも、ちゃんとあなたの一部ですよ。」
弱いことが良くないことのように思われていたり、愚かしさが否定されたりしがちだけれど、人間だから当然両者を持ち合わせている。
本で武装しようとしていた過去の自分は、自分の中の弱さと愚かさを徹底して切り捨てようとしていたことに気付いた。
そして自分の中の弱さを切り捨てたかった僕は、他人の中にある弱さにも敏感になるし、攻撃的でもあった。
そうするとやさしくなれない。今はやさしいのかと言われるとまだまだだけど、読む本の傾向、文章などから僕が変化しつつあることは周りの友人が気づいてくれている。
続けていることは同じ「読書」なのだけれど、知識とか知恵を血眼で集める必要は今はそれほど感じなくなった。
良い感情も、やな感情も、自分の一部として抱きしめ続けること。
心に耳を澄ますこと
目の前の人をちゃんと見ること
ヒントはいつでも与えられている。そう気づいたのはセンジュ出版の本達が、教えてくれたのではなく、引き出してくれたからだ。
コロナだ五輪だと忙しく、情報過多のこの時代に生きるあなたに。
センジュ出版の本達は「読む余白」として、忘れていた大事なことをきっと思い出させてくれる。
紹介した『しずけさとユーモアを』はセンジュ出版ではなく、エイ出版社という所から出ていたのですが、現在絶版となり、買えるのは下記のサイトなどになります。