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【要約・読書感想文】もものかんづめ
概要
初版発行: 1991年
著者: さくらももこ
ページ数: 235
ジャンル: 随筆、 伝記
次作: さるのこしかけ
発行元: 集英社
三行まとめ
東京の郊外に住む中学生ももは、母親と2人暮らし。
母親が出張で帰ってこなくなり、ひとりで生活をすることに。
ももは、自分で料理を作り、学校や友人たちとの交流を通じて、成長していく。
要約
『もものかんづめ』は、さくらももこによる、中学生のももが母親と2人暮らしをしている様子を描いた漫画作品である。物語は、ある日、母親が出張に出たまま帰ってこなくなり、ももがひとりで暮らすことになったところから始まる。
ももは、母親が置いていった食料やお金を使って、自分で料理を作ったり、買い物に出かけたりするようになる。当初は不器用ながらも、徐々に料理の腕を上げていく。また、学校や友人たちとの交流を通じて、自分自身の気持ちや周囲の人々の思いを知るようになり、成長していく。
物語の中で、ももが直面する問題や悩みには、母親の帰りを待ちわびる孤独感や、彼女自身が抱える心の傷、友人たちの家庭環境の問題などがある。しかし、ももは、それらを乗り越えて、強くなっていく。
『もものかんづめ』は、単なる中学生の日常を描いた作品ではなく、子どもの立場から家族や友人との関係を深く描き出している。また、孤独や悲しみといった難しい感情を扱っているため、読者の共感を呼び起こすことができる。
本作は、ももの成長過程を通じて、自立心や思いやりといった大切な価値観を伝えている。また、主人公であるももが抱える問題や悩みを通じて、読者自身が人間としての成長を促すことができる。
全体として、『もものかんづめ』は、心温まる物語であり、また、子どもから大人まで幅広い層に楽しめる作品である。漫画やアニメが好きな人には特におすすめしたい作品である。
読書感想文
「もものかんづめ」は、さくらももこによる自伝的なエッセイ漫画である。作者であるさくらももこが、自身の子供時代から現在に至るまでの人生を綴り、読者に伝えている。
本作は、さくらももこが自身の人生を通して体験した様々な出来事や感情を描いている。彼女が子供の頃から父親との葛藤や家族との関係、そして自身の結婚や出産、夫の不倫や離婚など、人生において直面した様々な出来事について描かれている。
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