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映画メモ 22年目の告白-私が殺人犯です-

22年目の告白-私が殺人犯です-
出演 藤原竜也, 伊藤英明, 仲村トオル

時効成立後に名乗り出た連続殺人犯。
彼の告白が世の中をかき乱す。

藤原竜也演じる曾根崎雅人。
会見場で自身の告白本を手に、不敵な笑みを浮かべる。

彼がネットやメディアを通じ、日本中を巻き込んでいく過程は、現代社会のメディア依存とその影響力を巧みに描写しているといえるでしょう。
いわゆる劇場型犯罪。

マスコミを引き連れての被害者遺族への謝罪、刑事への挑発といった一連の行動。
これらの行動で、曾根崎への憎悪は嫌が応にも増していきます。

ただし、物語の展開には一部違和感を覚える点もありました。

当時の藤原竜也が35歳頃。
22年前の連続殺人犯を演じるには、ちょっと若すぎたのではないかと。
元々実年齢より若く見える人ですし、これはミスキャストという感じがしました。

また、時効がなくなったことでなぜ犯人が殺人行為を止めてしまったか等の説明が希薄であり、物語が深みに欠ける要因となってしまいました。

時効成立後に犯人が名乗り出るという設定は、時効という制度がなくなった令和の現在では有り得なくなってしまった設定。

時代を感じられるミステリーをぜひご堪能ください。

22年目の告白-私が殺人犯です-
出演 藤原竜也, 伊藤英明, 仲村トオル


 
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