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当たり前ですが、人がいきなり頭が良くなることはありません。突然成功者になることもありません。当然、悟りを開くこともありません。だから、人は、少しずつ、少しづつ、学んだり、考えたり、行動していくしかありません。

読書もこれと同じです。名著を1冊読んだから覚醒することはありません。だから継続して色々な本を読んでいく必要があるのです。もちろん、その間にYouTubeやSNSなどのメディアで学ぶこともありでしょう。とにかく学びを止めず、吸収を続け、好奇心を持ち続けることが大事だと思います。

ところが、これがわかっていても難しい。いい本を読んだり、いい映像を見たり、成功者に会って話を聞いただけで、何かできるような気持ちになってしまうのが人間というものです。

だからこそ、冷静になり、客観的に自分を見つめ、正しい方向に向けて歩み続ける。進み続ける。そんなことが大事です。だから、本も1冊読んで満足するのではなく、読み続けることが大事です。そういった地道な努力を、コツコツ続けていくことで、自分が望む結果に近づくことにつながります。

その目指すものが難しければ到達するのに時間がかかりますし、低い目標であれば容易く実現するでしょう。だから他人の結果と自分の現在地を比べる必要はありません。人それぞれで、持っている能力も、そもそものスタート地点も違う訳ですから。

だから私たちにできることは、早く正しい方向を見つけ、努力し続けることしかないと思います。そして、成長は誰かからプレゼントされるものではありません。自分で掴み取るものです。そういった意味でも、読書は自分のペースに合わせて使いこなせるメディアです。読書でお楽しみも大事ですが、新しい自分に向けて、命が尽きるまで読書で成長する。そういったことが大事だと、店主は考えております。

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