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サイレントブッククラブおかやま 10/25

10月25日(金)19時から、サイレントブッククラブおかやまの第2回ミーティングを実施しました。参加者がめいめい好きな本を持参して、ただ黙々と読むだけの会です。

【日時】2024年10月25日(金曜日)19:00~21:00
【場所】3chome Taado/酒のみむら表町店 (岡山市北区表町3丁目6-21)
【参加費】500円(ワンドリンク付き)
【定員】10名

今回から平日夜の開催になって、メンバーもほぼ刷新。翌日のイベントにあわせて前乗りし、京都から参加してくれた方もいました。

この日は参加者のみなさんにも内緒で、スペシャルゲストに作家の乗代雄介さんをお招きしました。ダメ元でお誘いしてみたところ、月末なのでいろんな締め切りが重なりつつ翌日のワークショップの準備もあり慌ただしいなか、「興味はあるので、最初だけ」と参加いただけました。ありがとうございます!

Huddleがもってきた成人向けの本を懐かしそうに眺める乗代さん

すると、そこにもうひとりの作家がふらりと登場。岡山で執筆活動をつづけておられるメフィスト賞作家の岡崎隼人さんです。岡崎さんは登場するなり、
「きょう仕事をやめてきたところです。たったいまから専業作家になりました」

貴重な対談風景

おふたりは初対面。お互いに「お会いしたかったんです」と、やめた仕事のことや小説づくりの話で盛りあがっていてよかったです。といってもそれもごく短い時間で、岡崎さんはビールを一杯ひっかけると、さっそく次の約束へと出かけていきました。

HuddleのつくったZINEがまぎれこんでいる

今回は、みなさんが持ってきた本を手にとって撮影させてもらいました。こうやって一冊ずつアーカイブしておくのもよさそうです。が、けっこう時間をとられてしまったのでもうやらないかもしれません…

さて、読書をします。

乗代さんの手にはトーマス・ベルンハルト『石灰工場』(河出書房新社)が

乗代さんは途中退席となりましたが、読書の時間にもけっこうつきあってくださり、「とてもよい体験でした」との感想をいただきました。「月末でこんなに締め切りが重なっていなければ、もっとじっくり読みたかったのですが…」と名残惜しそうでした。

読書をしたあとの30分を交流の時間としていますが、今回はとくにみんなでまとまって話すことはせず、自己紹介も本の感想も各自におまかせ。そのまま読書を続けるかたもいたり、あちこちでそれぞれに会話がひろがったり、いきなり乗代さんがいてびっくりしすぎたひとが慌てていたりと、思いおもいになごやかな時間が過ごせました。

どんどん読書以外なにもしない会になってきていて、いい感じです。たのしいので、ぜひ多くの方に体験いただきたいです。また次回。


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