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【踊る頭の中】個であること

頭の中がぐちゃぐちゃ踊り出してダンサナイトなので、落ち着かせるために外に出すシリーズです。つまりはエッセイのようなものであります。

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ブックストアエイド基金にFOR ALL BOOKLOVERS。本当に良い取り組みだと思うしなんで自分が発起人じゃないんだろうと悔しい気持ちがあるが、逆にむしろ考えつかなかったのかということが気にかかっている。

ブックストアエイド基金
FOR ALL BOOKLOVERS

前者については無理かもだけれど後者についてはいまの自分なら思いつけば実現できたはずだ。

でもなぜか思いつかなかった。今からでも協力も支援もするつもりだけれども、積極的にガッツリやろうって気にはなれない。

なんでなんだろうと思う。冷たいやつなんだろうか自分は。その可能性はあるとは思うが、それよりもきっと大きな声になりたくないし巻き込まれたくないと、深い部分で思っているからだと思う。

こう普段のブックショップラバーとかブックショップトラベラーとか自分の好きな人や店を推しまくるのは良い(結果として相手がその人や店を好きにならなくても良い。なったら嬉しい)んだけれども、見知らぬ誰かのために大きな何かのために大きな声で「こうしよう」ということに抵抗感がある。

いや、気後れかもしれない。拒否感、かもしれない。いやいやもしかしたら思いつかなかったことを正当化、というか自分の中で合理化してるだけなのかもしれない。

全体最適に属する話なので理性では積極的に協力した方が良いし、むしろ自分でやるくらいでも良いとは考えている。自分としてはそちらの方が気が楽だし。

でも、そういう気持ちになれないのは個であることが自分の中で大きな位置を占めているのかもしれない。自分でもまだよく分かっていないのだけれども。

(と書きながら後者にはちゃんと協力したいかもなーとも思い始めたりして。いったん表に出すと違うかもってなることあるのよね)

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