「80代で見つけた生きる幸せ」
昨日読んだ本。
元電気工の「じーさん」が、82歳からミシンでバッグ作りを始めたお話。
詳しくは本で…ですが、いやいや、すごいなぁ。
人生いくつになっても、わかりませんね。
思ってもみなかったものにハマることもあるんですね。
まさに、「何事も始めるのに遅すぎることはない」。
老後の暮らしにおいて、お金はもちろん大事でしょうけど、もっと大事なのは「朝、目を覚めるのが楽しみ」と感じられることなんだろうと思いました。
元気な80代といえば、こちらの方も超元気。
87歳の現役トレーダー、シゲルさん。
シゲルさんは、毎朝2時に起きて「日経CNBC」で米国の相場をチェックしているそうな。
お金が欲しいから投資をしているのではなく、とにかく「株が好き」だから。とはいえ、月6億円をトレードしているとは、これまたすごい。
読み始めは「いいな、私もやってみたいな」と思いましたが、最後まで読んだ感想としては、「デイトレは、素人がやると痛い目にあいそうダ」。
ただ、80代になっても、ここまでハマれるものがあるのは羨ましいです。
若者が将来に希望を見いだせない理由に「大人が楽しそうじゃないから」と言っていたのを思い出します。
欲にまみれたギラギラした生活をアピールされるとドン引きしますが、「じーさん」やシゲルさんのように、自然に楽しんでいる姿を見ると、将来も楽しみになります。
本を読んで、80代の「じーさま」たちから、元気をもらいました。
中年オババも、日々、楽しく過ごしたいと思います。