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阿佐ヶ谷ジャズストリートに行ってきた
今年も「阿佐ヶ谷ジャズストリート」というジャズフェスティバルに行ってきました。
今年は、3つの有料演奏会を堪能。
数多くある演奏会の中で、この3つを選んだ理由。
それは「ウッドベースがいること」。
私はジャズベースを習ったことがなく、「なんとなく」奏法で乗り切っております。「プロの演奏から1%でも学べるところがあれば、学びたい」と思っており…。
「じゃぁ、ジャズクラブにでも行けばいいじゃん」という話ですが、一人で行く勇気がない。それに、夜も遅くなるから眠いし、お酒も飲まないといけないし(いや、飲まなくてもいいかもしれないですが)。
ジャズが好きという割には、ジャズクラブに行けない気弱な人間ですが、阿佐ヶ谷ジャズストリートは、そんな人間がジャズを楽しめる数少ないイベント。
このイベントは、普段のユニクロ着で行っても全然問題ない。Blue Note とかだったら、それなりの格好で行きたいものですが、阿佐ヶ谷のフェスは逆にユニクロ着で行かないと、浮きます。気合いの入った洋服でなくてもいいのが、ありがたい。
で、3つの有料演奏会とその合間にアマチュアのビッグバンドの演奏を聴いてきました。
演奏会では、できるだけ前列を陣取り、小学生が球場でプロ野球選手を見るかのように、ベーシストの奏法を食い入るように見てきました。
はぁ~、何でこんなに早く手が動くのかねぇ、しかも音を外さないのかねぇ。さすがプロは違う。
レベルが高すぎて、真似できる部分は極めて少ないと感じたものの、やる気スイッチは入りました(笑)
***
聴いてきた演奏の一つは、浅葉裕文さんのギター、ベース、クラリネットのトリオ。浅葉さんの演奏はスタンダードなジャズナンバーが多く、Spotify でよく聴いていましたが、初めて生演奏を聴くことができました。
私も弾いたことのあるカウントベイシーの「Shiny Stockings」も演奏してくれました。トリオでの演奏、素敵でした。
浅利史花さんのトリオ(ギター、サックス、ベース)も、大変素晴らしかったです。Triste はエレクトーンで弾いたことがありますが、私の味気ない演奏とは比べモノにならない、何とも奥深く、そして爽やかな演奏でした。
興奮冷めやらぬ状態で、夫と駅で待ち合わせし、阿佐ヶ谷のタイ料理屋でビールをひっかけて帰ってまいりました。
夫は音楽に興味ないんで、私一人で演奏聴いてたんですよね。
以前は誘いもしましたが、一人で聴く方が落ち着いて聴けるので、最近は誘いません。
タイ料理屋で私は演奏会のこと熱く語り、夫は何話してたかな…、お互い話したいことしか喋ってないので、何言ってたか何も思い出せません。
ま、それぞれ楽しく過ごせたのであれば、ヨシということにしましょう。
いやぁ、ジャズはいいですね。
天気はいまいちでしたが、最高の1日でした。