【読書メモ】エミリの小さな包丁
こんにちは。ぶっくろっくです。
今回読書メモとして記録するのは、著者森沢明夫さんの「エミリの小さな包丁」。
主人公は東京で起きたある出来事をキッカケに、心に傷を負って逃げるように田舎暮らしを始めることになった25歳のエミリ。祖父の家に転がり込む形で急に始まった海辺の町での暮らし。祖父の作る魚料理に癒されながら、町の人々との関わりの中で徐々に変わっていく。
こんな人に特にオススメ
周りの人と自分を比べてしまう。
田舎暮らしに憧れている。
海の幸を使った料理が好き。
とても心温まる本でした。森沢さんの本は何冊か読ませて頂いていますが、どれも一貫して言われているのが、自分の価値は自分で決める、人と比較しないこと。登場人物のセリフの至るところに著者の伝えたいことが散りばめられているのではないかと思います。どれも心に残る言葉ばかりです。
→誰でも他人の目は気になるものだとは思います。私もかなり周りの目を気にして生きているほうで、自分に自信のないタイプです。まさに常識とか普通とかそういうものに捉われている気がします。
→このセリフは本当に響きました。言われてみれば、そりゃそうでしょと思うのですが、本当にこう考えながら自分の行動や発言に自信を持って反映させるのは難しいなと感じます。
→誰しもが消したいと思う失敗と感じる過去の出来事の1つや2つあるのではないでしょうか。私はかなり引きずってしまいがちですが、この本を読んでもっと気楽に、誰に何を言われても良い、自分がしたいようにしようと改めて感じさせてもらいました。
定期的にかつ継続してこういったものを投稿するのはなかなか大変ですね。本を読んで記録することで、より自分の中に残っていくと思うので、できる範囲で投稿を続けていきたいと思います。今回も読んでくださった方、ありがとうございました。