まっすぐ育て、ブドウの樹! ~支柱立てイベントを開催しました~
こんにちわ!東京都台東区にあるワイナリー『葡蔵人 ~Book Road~』で働く新人🔰マイコです。
私たちブックロードワイナリーは、ワインを通じてみなさんの生活に”笑顔”をお届けするため、醸造家須合を中心に楽しくワイン造りをしています!
さて今回は、ゴールデンウィーク2023のメインイベントのひとつ、【ブドウの樹の支柱立てイベント】について、レポートしたいと思います!
ブックロードワイナリーは現在、八王子の畑に自社圃場プロジェクトをたちあげ、東京産のブドウを使った、東京ワインを造る!という夢を描いています🍇
そんなわたしたちの夢を応援してくださるみなさんとともに、ブドウの樹の植樹をおこなったのが今年の春。
まだまだ寒い日が続いていた春先に植えられたブドウの樹の赤ちゃんたちは、ぴかぴかの太陽を浴びて順調にすくすく育ち、ちいさな新緑の葉っぱが出てくるまでになりました。
ところで、ブックロードの畑は「棚仕立て」と呼ばれる、頭の上に平行にブドウの蔦をめぐらせる仕立て方を目指しています。
このためには、まずは中心となる幹をまっすぐ上に伸ばしていく必要があるのです。が、
畑をよくよーく見てみると、枝が右に行ったり、左に行ったり…
このまま放っておくと、幹がまっすぐに育つことができません。
というわけで、いずれ大きくまっすぐ育ってもらい、そして美味しいブドウを実らせてもらうために、今回の「支柱立て」という作業が必要なのです。なんて重要な任務!
この日は、支柱立てイベントのふつかめ。
お天気もよく、涼しい風もふいて、最高の支柱立て日和!それに、噂によるとなんとこのあとワインも出てくるらしい…?!
みなさん、ワインを飲むため…じゃなくて、美味しいブドウを育てるために、どうぞ1日よろしくお願いしまーす!
なお、初日にご参加のみなさんには「支柱を立てる」ところからご協力いただいたのですが、二日目の本日はおもに「支柱の固定」をお願いしました。
スタッフが立てていった支柱に、ひたすら針金でブドウの樹を固定していくという、地道な作業。これを延々と続けていきます。
いやあ、これから午後まで、いちにちが長いぞ〜…?!
ちなみに支柱立ての作業には、おもにふたつの工程があります。
ひとつは「支柱を柱に固定すること」、そしてもうひとつが「ブドウを支柱に固定すること」です。
ちなみにわたくし新人マイコ、どうしても「柱に固定する」のが苦手なようでして……
何回やっても、謎の現代アートが生み出されてしまいました。言われたとおりにやってるのに、どうして?
最初は丁寧にアドバイスをくれた農場長相馬も、最終的には「今日のメンバーの中でいちばん下手だな!」とゲラゲラ笑う始末。ど、どうして?!
どんどん手際がよくなる参加者のみなさんを横目に、わたしはひとり一連のアート作品群を生み出し続けたのでした。どうしてだ……
さて、午前の仕事のあいまには、お待ちかねのワインタイムをはさみます♪
今回はブックロードワインのなかから、3種類のワインをお持ちしました。その1本目がこちらです!じゃん!
まだエチケットが貼られていません。
そうなのです。こちらのワイン、実はまだ発売されていないヤマソーヴィニヨン2022なのです!ええ〜〜!貴重〜〜!
スタッフのわたしもまだ1度しか味わっていないヤマソーヴィニヨン2022を、みんなでワイワイいただきました。
晴れた畑で飲むワインは、ほんとに最高だなあ!
もちろんこちらのヤマソーヴィニヨンも、ラベル会議は終了しております。どんなエチケットが選ばれたのか、到着が楽しみです♪
▶果たして新人マイコ案、今回は採用となるか…?!
お昼には、みんなでお弁当をいただきます。
ガッツリ唐揚げ弁当に、オレンジデラウェア2022の酸味が爽やか〜〜〜✨
エチケットのホタテもいいけれど、こんな風に軽いお肉とあわせると、脂分をスッキリ流し込んでくれる最高のペアリングになりました。
太陽のピカピカ具合とスキッとした酸味、あたし、夏、先取りしちゃったかも…!🤭
さてさてお昼ごはんを食べたら、もうひと踏ん張りしていただきます。
これも美味しいワインを飲むため…じゃなくて、美味しいブドウになってもらうため!
そう遠くない未来、この畑にたくさんのブドウがぶら下がる光景を、みなさんと一緒に見たいなぁという思いがよぎります。
というわけで、無事に午後の作業も終了しました。みなさん、暑い中ほんとうにお疲れ様でした!
さあ、いよいよお待ちかねの、乾杯です!
こちらの「ソーヴィニヨン・ブラン・スパークリング」は、ワイナリーの店頭販売ではもう手に入らない貴重なワイン。
ひと汗かいたあとのスパークリングワイン、最高に美味しかった〜!
というわけで、2日間にわたる「支柱立てイベント」はこれにて終了しました。おかげさまで作業はぐんぐん進み、農場長相馬からも感動の声が届きました。
長いいちにちになるかと思いきや、あっというまに終わった1 日。楽しい時間は、はやく過ぎてゆくものなんですね…!
そこにワインがあればもう、最高!
ぜひみなさんもブックロードファームイベントに遊びに来てくださいね♪
ちなみに、畑に現代アート作品群を発見したら、たぶん、新人マイコの作品です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
葡蔵人 ~Book Road~(ブックロード)
東京の下町にある小さなワイナリー。醸造所を通して、葡萄と人とがつながって幸せになって欲しいという願いから「葡蔵人」と名付けました。だからこそ国産のぶどうにこだわり、日々の生活に寄り添う“笑顔になれる”ワインを造っています!
【アクセス】
東京都台東区台東3-40-2 最寄り駅:JR「御徒町」駅、日比谷線「仲御徒町」駅
【営業時間】
◆ワイナリー(販売・試飲)
月・火・木・金(※水曜日定休日)12:00~15:00、17:00~19:30
土・日・祝 12:00~17:00
◆レストラン
[ランチ]木・金・土・日 11:00~14:00(L.O)
[ディナー]木・金・土 18:00~21:00 ※TAPスパークリング月会員様限定
▼ 詳しくは、ホームページや各種SNSをご覧ください♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?