ワイン用ブドウの樹の植樹体験を開催しました!
▶ 植樹体験のまとめ記事はこちら!
みなさん、初めまして!ブックロードの新しい仲間となりました、新人🔰のマイコと申します。
ブックロードは、東京都台東区にある都市型ワイナリーです。
ワインを通じてみなさんの日々の生活に”笑顔”をお届けしたいと、醸造家須合を中心に楽しくワイン造りをしています。
さて、わたくし新人マイコは2023年3月からブックロードで働きはじめました。
そんな新人のわたしが、みなさんと同じ目線で「ブックロードってどんなワイナリー?」「ワイン造りってなあに?」「ワインの楽しさって、どんなところ?」といった、素朴な疑問や新しい発見をお届けするのがこのnoteです。
これからみなさんと一緒に、ブックロードのことやワインの楽しさについて、たくさん知っていきたいと思っています♪どうぞよろしくお願いいたします!
さて今回は、先日から始まりました『ブドウの樹の植樹体験』の、記念すべき1日めについてお届けいたします。
このイベントは、その名の通り「数年後にワインになるためのブドウ」をみんなで植樹しよう!というイベントです🌱
わたしたちブックロードはこれまで、山梨県や長野県の契約農家さんからブドウをいただいて、ワインを造っていました。
今回の植樹は、八王子にある「自社圃場」、つまり、自分たちの畑のブドウなんです!わあ、すごい!
東京の畑で育った、東京ブドウで造る、東京のワイン…
なんて夢があるんでしょう。新人マイコも、わくわくしています!😊
さて、植樹イベントの当日はあいにくの雨模様となってしまいましたが、スタッフは現地に7時に集まって、みなさまのご到着をお待ちしていました。
10時になると、続々と参加者のみなさんがご到着されます。
こんな雨模様のなか、駆けつけてくださって、本当にありがたい…!
みなさん今日はいちにち、よろしくお願いします!
さて、わたしたちの畑は、山梨県のブドウ農家である矢野さんにアドバイスをいただいております。この日も早朝からお越しくださった矢野さん。まずは参加者のみなさんに「植樹」の仕方を伝授してくださいました。
植樹は、思った以上に「手作業」です。
まずは、シャベルで穴を掘り…
土をかぶせて…
通称「シリカ」と呼ばれる鉱物を撒きます。
これが、土やブドウにとって、必要な栄養素になるんだそう。へ~~!初めてきく単語ばかり。
この作業を2度繰り返し、最後に足で、ぎゅぎゅっと押します。
これで「植樹」は完成です!
これを、50センチごとの目印にそって繰り返していくと…
こんな風に、まっすぐ綺麗に樹がならんでいきます🌱
ちなみにブックロード畑のブドウの樹は、「棚仕立て(たなじたて)」という仕立て方となっています。これは、日本のブドウ畑でよく見られる仕立て方。
樹がぐんぐん成長すると、頭のうえまでブドウのつたが伸び、ブドウの実がぶら下がります。
今はこーんなに細くて小さな「枝」のような樹が、どんな風に育っていくのか…なんだか、こどもの成長を見守るような気持ちになりますね。
ご参加くださったみなさんは、わいわい楽しく、ときに真剣に、作業にのぞんでくださいました!
土を扱う作業が続くため、みなさん全身どろんこになってしまいましたが、「美味しいブドウになあれ!」という、心の声が伝わってくるようでした🍇
午前中の農作業がひと段落しましたら、お待ちかねのランチタイムです!
今回はあたたかいお弁当と、ブックロードのワインをご用意しました🍷
みんなで、かんぱーい!「畑仕事」のあとのワインって、最高!
ワインをご一緒しながら、みなさんとさまざまなお話をさせていただきました。
いつもブックロードにお越しいただいているお客様や、ワイン造りのボランティアにいらしてくださっている方、そして「今日が、こういうイベントは初めてなんです」とお話くださった方もいらっしゃいました。わたしたちのイベントを初めてに選んでくださって、嬉しいです…!お楽しみいただけたでしょうか。
本当は、晴れてたらもっと気持ちのいい1日だったと思うんです…と参加者の方にお話ししたところ、みなさんにこにこ笑って「いやいや、これはむしろ、ずーっと心に残る体験ですよ!」とお返事くださったのはとっても印象的でした。
みなさんのあたたかさ、懐の深さ、そしてブックロード愛。新人マイコも、しかと胸に刻ませていただきます!
午後は少しだけ雨があがり、もうひと頑張り農作業をしていただきました。
ついに1日が終わった最後の挨拶では、醸造家須合が声を詰まらせる場面も…
ここまでの道のりの想像もつかないご苦労や、ついに今日が来たという万感の思い、そして、未来への希望がぎゅっと詰まった、大事な大事な「みんなでの第一歩」。
新人マイコも思わずぐっと来て、涙腺が緩みます。こんな貴重な日に、この場所に立っていられて、幸せないちにちでした。
さあ作業が終わった後はもちろん、お待ちかねのワインタイム!
帰りのバスの時間まで、ブックロードワインを堪能していただきます。
みなさん、また畑で、そしてワイナリーで、お会いしましょう!
この日は1日で、なんと300本ほどの植樹が終わったそうです。すごい…!
みなさまのご協力、本当にありがとうございました。
本格的な収穫ができるのは、今から数年後。
美味しいブドウに、そして美味しい美味しい、ワインになりますように!
さて植樹イベントは現在、折り返しを過ぎました。4月3日の追加募集枠がありますので、よかったら畑に遊びに来てくださいね。
イベントの詳細は、Instagramやホームページからご覧いただけます。
醸造家須合をはじめとして、スタッフ一同、そして新人マイコ🔰も畑でお待ちしております!
ブドウの成長が、今から楽しみです♪
次の畑は、もっと晴れますように🌸
▶ 次が晴れたかどうかは、こちらの記事に♪
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葡蔵人 ~Book Road~(ブックロード)
東京の下町にある小さなワイナリー。醸造所を通して、葡萄と人とがつながって幸せになって欲しいという願いから「葡蔵人」と名付けました。だからこそ国産のぶどうにこだわり、日々の生活に寄り添う“笑顔になれる”ワインを造っています!
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