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【本は積んでるだけで読めている⁉︎】風の時代の『読書の方法』第4話

風の時代に、より自由に、より軽やかに、より楽しく本とつきあえるよう『読書の方法』アップデート情報です。

『読書の方法』では、積読本(積んで読まずに放置してる本)について、こう書いています。

積読本にも意味があるのです。
積読本があることで、あなたの意識は、常に興味のある方向へ向くことになります。

そのとおりなのですが、当時は怪しいかなと思い、書かなかったことがあります。

今日はあやしい読書法について話します、マジで怪しいよ。その読書法とは、

本を開かずに読む(笑)

あー、待って待って!
帰らないでーー!!

怪しいことこの上ないけど、これがけっこうイケるんですよ、ホントに。直観力を磨くいいトレーニングになりますよ。

僕はこれまでに、3回、本を開かずに読むという体験をしました(読むと言えるのか?)

1回目。とある速読講座で、自分で持ち寄った未読の本に手をかざし(もう怪しすぎ。僕もかなりドン引きでした)ページ数と、書いてる内容を思い浮かべます。実際にそのページを開き、イメージした内容と合ってるか確認するのですが……

僕、むちゃ合ってた!!(驚愕!!マジか?)

ヤバイね。
もしかしたら人間ってスゴイことできるのかもしれないって、うっすら思いました。

2回目。とある速読の上級講座で、講師が用意した洋書をパラパラめくって感じたイメージを絵で描くいうワーク。タイトル、著者名はわからないよう工夫してある。挿絵のたぐいは一切なし。英語読める方はなんとなくわかっちゃうかもだけど、英語苦手な僕はまったくわからず(そもそもパラパラめくってるだけだから単語のひとつすら読んでない!)

参加者全員で同じ本をパラパラめくり、そして皆でそれぞれ絵を描きました。その結果、どうなったかというと……

ビックリするくらい多くの人が、同じような絵を描いてた(マジで!!??)

そして、本のタイトルを教えてもらうと、僕も内容を知ってる小説だったのですが(小説かどうかすら知らなかった)皆が描いた絵はストーリーを表現するようなものでした。

そろそろ、僕も手をかざせば本を読めるような気になってきました(笑)

3回目。ついに自分で実験してみることに!

真っ暗闇のエンターテイメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』をご存じですか?

ドイツ発祥のエンタメで、文字どおりの真っ暗闇の中を視覚障害者のアテンドさんが案内してくれ、真っ暗闇の中、さまざまな体験をさせてくれます。

運動会したり、ブランコ乗ったり、カフェでビール飲んだり(真っ暗な中、お金を払い、おつりももらい、むちゃ大変でした。っていうかビールむちゃこぼした。暗闇の中おしぼりもらって拭いて、まあ大変なことに。汗)

むちゃオススメです。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク。今は大阪にあるはず。まだ東京にもあった時、90分貸し切りにして、『1ページも読めない(見えない)真っ暗闇の読書会』を開催しました。

真っ暗闇の中、誰の本かもわからない本をあたかも読んでるかのようにハッタリをかまして内容を説明する読書会です(かなりぶっ飛んでますね)

やっぱり、むちゃ読めちゃった(笑)

本って、見えなくても読めるんだ!!

挙げ句の果て、とうとうこんな怪しい読書会を開催するようになりました(過去記事を参照してください↓)

あまりにも面白くて何回も開催しました。
もちろん全員が本を開かずに内容をバッチリつかめたわけじゃないけど、でも違っててもそれも面白くていいじゃないですか。

でも、ズバリ言い当てちゃう参加者も多かったですよ。スゴイ!!

「本を開かなくても読める」んだから、積んでるだけでも本って読めてるのかもしれない。自分に都合よく拡大解釈し、

「本は積んでるだけで読めている」

僕の積読本を正当化する最強の言い訳にしています。

信じる信じないは、あなた次第です(笑)

くっきー🍪

追伸。
風の時代の読書の方法(という言葉はつかっていませんが汗)について書いています。読んでいただけたら嬉しいです♫

『読書の方法~自分を成長させる本の読み方』久木田裕常(きずな出版)

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