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担当書籍『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』


私たちの多くは、死について考えることを避けてきた文化の中で育ってきました。

これは決して否定されるべきものではなく、むしろ日本固有の大切な価値観の一つと言えるでしょう。

しかし、著者の村田ますみさんは、20代で母親を含む3人の親族を立て続けに失うという経験を通じて、異なる視点を見出しました。

突然押し寄せる喪失感と、避けられない現実的な対応の必要性。

この経験から、著者は「死」を遠ざけるのではなく、向き合うことの大切さに気づいたのです。

2024年2月、その思いを形にした「終活スナックめめんともり」を東京の森下に開業。

様々な来店客との対話を通じて、死生観は人それぞれで、その多様性こそが尊重されるべきだという確信を深めていきました。

本書は、当初ビジネス書として構想されていましたが、著者は「正解」を示すのではなく、それぞれの死生観の価値を伝えるため、ライトエッセイという形式を選びました。

「死を考えるなんて怖い」
「今を生きることだけを考えるべき」
そう思われるのも無理はありませんが、一歩踏み出し、自分の死について考えてみる。

それは決して暗い体験ではなく、むしろ今をより深く生きるためのきっかけになるかもしれません。

終活スナックのママである村田さんが紡ぎ出す、優しくも力強いメッセージに、ぜひ触れていただきたい一冊です。

書籍情報:
『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』
著者:村田ますみ
出版社:ブックダム
発売日:2025年2月27日頃


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