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意思決定会計の悩み

おはようございます
こんにちは
こんばんは

人の意思決定は1日に最大3万5,000回しているそうです。今日は何食べよう、どこ行こうなどなど。

そんなことはさておき、今日は原価計算(管理会計)分野の王道を走る意思決定会計について話していこうと思います。

日商簿記1級を勉強すると
どの教材も、どの予備校の講義も
意思決定会計は最後の方にあります。

初学者にとってはインプットの量が多すぎて、
ついてこれない、疲れ切ってしまっている状態で勉強することになりますから
人によってはまぁ頭に入ってこないし、
概念も理解するのに時間がかかります。

私もわけわからない状態でしたので
本当に辛かったです。パターンも多く、
やりようによっては無限に問題を作ることができるので過去問や問題集を解いても意味は無くないですが、慣れない部分もあるかもしれません。

いろんなパターンができちゃいますもんね。意思決定会計は。

意思決定会計は大きく分けると2つに分けられます。まさかこの基本的なことも第165回の原価計算冒頭で出題されました。
①業務的意思決定
・自製か購入かの意思決定
・在庫材料の意思決定
・追加加工の意思決定
・注文可否の意思決定
が具体的な内容でしょうか。

②設備投資の意思決定
・5つの評価法
・貨幣の時間価値
・取替投資
・新規設備投資(一般的な)
・キャッシュ・フロー
が具体的な内容でしょうか。

直近の出題内容は以下の通り
①業務的意思決定
168回 注文可否の意思決定
162回 購入材料に関する意思決定
150回 注文可否の意思決定
144回 事業部制との意思決定
②設備投資の意思決定
165回 正味現在価値と再投資の仮定
157回 複数投資案比較 正味現在価値、内部利益率法、回収期間法など
153回 正味現在価値法、内部利益率法
144回 資本コスト率、正味現在価値法など

随分昔の過去問は意思決定会計が頻繁に出され、キャッシュの推定や条件、内容が非常に難しい
内容でした。最近ではシンプルで解きやすい問題が出ています。たまに出るからこそがっつり出題されると怖いところはあります。

いまだに業務的意思決定は苦手ですが、
一つアドバイスを申し上げますと
問題文に書かれている内容も計算用紙に書くのをお勧めします。

問題文は長いこともあり、入ってこないこともあるのでコンパクトにメモ書き程度にすると良いかもしれません。

参考になれば幸いです。

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