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第145回 神さんひとり回!「札幌、本のあるところ」

ブックブックこんにちは!

東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。
第145回は、先週にひきつづき、ひとり回。今週は神さんです。


神さんが車の中からお送りします!/神さんとNさんとレコードと人生 /神さんが読んだ『光のそこで白くねむる』待川匙・著/豊平川沿いを走りながら/蔦が絡む素敵な洋館・六花亭が運営する「六花文庫」/おひとり様専用の読書カフェ「CAVE STORE」

【今週の選書】
『光のそこで白くねむる』待川匙 著(河出書房新社)
『現代詩の鑑賞101』大岡信 編(親書館)


「札幌、本のあるところ」と題しまして、神さんが札幌の街を走らせながら、本屋さんではない「本のあるところ」を紹介します。

マルセイバターサンドでおなじみ六花亭さんが「六花文庫」なる図書館を開いていらっしゃるって初めて知りました。しかも食にまつわる本が8000冊、コーヒーを飲みながら読めるという空間。とても惹かれる。蔦の絡まる外観も素敵。ぜんぜん札幌に行けてないのに、行きたい場所がどんどん増えます。積ん読ならぬ積ん店。

神さんのお友だちの家にて。

ところで、自分が若いときに描いていた大人像と今の自分が違う、そんな話にとても共感します。自分を見ても、大人になるどころかますますとっ散らかってるこの頃です。たまに思い出すのは立川談志さんが遺した名言「人生は盛大な暇つぶし」。そんなふうに考えたら肩の荷がストンと下りる気が。

年を取ってよかったと思うのは、自分の好きなモノコトの輪郭がはっきりしてきたことでしょうか。そこにきて生来の行動力は衰えていないので好きに向かって邁進できる。暇つぶしにしては慌ただしい毎日だけど、そんな自分もきらいじゃないゼ。問題はカラダ。ご自愛、ほんとに大事。

たまに入るウィンカーの音がいい、そんな臨場感もあわせて神さんのイケボをお楽しみください。今週も聴いてネ!

ところで今日は11月29日。
肉の日ではなくて、いいブックの日。
かもめブックス10周年記念日です。
ご来店時に粋なサービスがあるみたいですヨ♫

(ADユリコ)

待川匙さん『光のそこで白くねむる』の感想もお待ちしています!
お便りはこちらから♪

配信日:2024年11月27日(水曜日)

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