【読書会】#108:「これから読みたい本」を相互に紹介。
こんにちは。
先の月曜日(11月8日)、定例のオンライン読書会をclubhouse内で開催しました。この回は「あなたが読みたい本を教えてください④」として開催。入手・未入手に関わらず、これから読みたい、あるいは読もうと思っている本について、相互に紹介しあいました。参加者は私を含めて5名で、映画の話も含めて、多岐にわたって歓談がされました。
最初にご発言いただいた方からは、映画『ハチ公物語』が、仲代達矢主演、新藤兼人監督で公開されていたことをご教示いただきました。意外な「重量級」の配役と制作陣ですね。
また、芥川賞・直木賞発表の舞台裏をレポートしたNHKのドキュメンタリー番組についてご紹介いただき、候補作の出版社の用紙の発注について、製紙メーカーさんからは送料を出版社負担ではあるものの、賞を逸した場合には、用紙の返品が受け付けられるとのお話しがありました。『火花』が候補作となった時には、いつになく大量の用紙が発注されていたとのことです。
また、他の話者からは、最近ジェンダー論についての関心が高まっているため、『男性学入門』を読んでみたいとの報告がありました。
さらに、映画を見たことから、原作にさかのぼりたいとのことで『あのこは貴族』を挙げてくださった方もありました。その同じ方からは、イギリスの核開発について追った『真夜中の2分前』(未邦訳)のご紹介をいただきました。この「真夜中」とは、核戦争の勃発を指し、その一歩手前になった「危機」について肉薄した内容であることを紹介いただきました。
私からは、紹介された作品に関連して、『あの子は頭が悪いから』を読みたかったことが思い出されたことをお伝えしました。
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今回も興味深い著作をご紹介いただき、ありがとうございました。次回は、第5期のテキストである『革命前夜』を読む第1回目として、11月15日(月)21時に開会いたします。手ぶらでのご参加も歓迎しておりますので、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、遊びに来てくださいますとうれしく思います。どうぞご検討ください。
今回は以上といたします。最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。それではまた!