【読書】13歳から分かる!7つの習慣~②第1の習慣:主体的である
こんにちは。
先の①は、ぼくとしては記録的なアクセス数となりました。ありがとうございました。
今回から、いよいよ本題である「7つ」に入っていきます。今日はその「第1の習慣」についてです。
ぼくは、自己啓発の本はほとんど顧みることはありませんでした。さすがに『7つの習慣』は読んでおこうかと単行書を購入しましたが、本編に入るまでに何十ページもあって頓挫しています。しかし、このテキストは数時間で読了することができました。しかも、何度も繰り返して読むに耐えうる内容となっていると思います。拾い物をしたなと思っています。
この「第1の習慣」は、主体的であるということですが、要するに、環境に流されず、自らを判断や行動の主体として確立しようとすることだと言えましょう。
環境、もっと言えば「刺激」に対して「反射」的な行動に終始していてはいけない。より人間的であろうとするなら、即座に反応・反射することだけではなく(危険を回避するような場合は別ですが)、むしろ反射を「一時停止」するくらいであるのがよいとされています。
そこで思い起こされたのが、アンガーマネジメントにおける6秒ルールでした。これは大雑把に言うと、外界からの刺激に対して、「怒る」とするまでに「6秒待つ」ことを勧めているものです。これと似ていませんか。
これも含み合わせると、主体的であることとは、ある意味では「理性的である」ことと似ているかもしれませんね。
それとあともう一つ、論点が提出されていました。それが「関心の輪」と「影響の輪」という考え方で、これらは「影響の輪」を内側とする、同心円として描かれます(下掲参照)。
これは、自分が影響を与えられるのか/与えられないのか、との観点からの図示となりますが、これさえも、アドラーの「課題の分離」そっくりです。他人の課題に腐心することは、ある意味「環境」に左右されることですからね。
この2つのこと(=①環境に左右されず、主体性を確立しようとすることと、②自分が決定権を持てる範囲を中心に考えようとすること)を踏まえて、「第2の課題」以降を後日検討していきたいと思います。
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