
有料プランのご案内
BookCellarの出版社利用を有料化する大きな目的はサービスを安定的に維持・運営していくことにあります。お金を出して使っていただく価値とは何か。いくつもの受発注システムが存在する中、BookCellarの強みとは何か。2024年9月頃からチームで議論を重ねてきました。
有料化により、書店、出版社の使い勝手がこれまでと大きく変わらないように慎重に検討し、3つのプランをご用意しました。


これまでの機能を引き継いだエントリープラン
まずひとつめのエントリープランでは、これまで使えていた機能はすべてそのまま引き継いだ内容になっています。
注文管理、商品管理、取引管理、短冊作成、データのアップロード、ダウンロード、アカウント管理(子アカウントの作成)などがご利用可能です。
受発注管理機能に加え、充実のプロモーション機能が使えるお得なプランです。
これまで無料で提供しているプロモーション機能はそのままご利用可能!
・カスタム注文書(作成数制限なし、掲載点数制限なし)
・新刊予約ページへの掲載(掲載点数制限なし)
有料化のポイント「利用書店リスト」の公開
これまで多くのご利用社から、どこの書店がBookCellarを使っているのか知りたい、というご要望をいただいておりました。BookCellarでは、書店と出版社がそれぞれ取引契約を行う形を設けています。初回の注文時に取引申請を書店が出し、それを承認することで、注文が成立※していました。取引書店はリスト化されますが、すべての利用書店を確認できる機能はご用意しておりませんでした。
※取引申請と承認
この方法については、しばらく継続する方針です。BookCellarでは、書店アカウントの発行時に、お店の実在を確認する審査を行っていますが、営業形態は多様です。そのため、出版社各社が「このお店と取引してもよい」と判断いただくことで、取引上のトラブルを軽減できると考えています。
今回、有料化にあたりBookCellarの利用書店を閲覧可能となります。所在地や営業形態など、書店の詳細が確認できます。ベーシックプランでは、リストを活用したプロモーションが可能となります(近日リリース)。
有料化の新機能(全プラン共通)
利用書店リストの閲覧、書店リストのダウンロード
※ベーシックプランでは、自社をお気に入り登録している書店を確認できますユーザーMTGに参加できる
利用書店リストの活用とクレジット決済が利用できるベーシックプラン
2つめのベーシックプランの特徴は、
クレジット決済により、直取引時の請求業務が不要になる(※クレジット決済には、オンライン決済サービスStripeを利用します)
広告ページをお得に購入できる
が挙げられます。BookCellarを受注業務の柱に据えて使っていただけるように考えました。特に利用書店リストを活用できること、クレジット決済が可能になったことで、直取引の販路を拡大したい、という出版社の要望に応えることができるプランです。
初期設定費用が発生します(新規アカウント作成時)
4月以降に新規アカウントを発行する場合、初期設定費用※がかかります。費用は、書誌登録件数により変動します。取込完了後のご請求となります。詳しくは書誌情報登録サポート時にご案内します。
※初期設定費用
新規アカウント発行の際、プラン料金とは別に初期設定費用がかかります。費用は、書誌登録件数により変動します。
〈100冊未満〉無料
〈100~999冊〉22,000円
〈1,000~4,999冊〉33,000円
〈5,000~9,999冊〉44,000円
〈10,000冊以上〉55,000円
業務効率化を実現するエンタープライズプラン
3つめのエンタープライズプランは、要相談としておりますが、BookCellarを導入することで、受注業務の効率化を実現するプランとなっています。
事例として、BookCellarは、約200の出版社の注文処理を引き受けるトランスビューの受注管理システムとして活用いただいています。BookCellarで入った注文のほかに、メール、電話、FAXで受けた注文もBookCellarに登録することで、一元管理が可能です。
その他、取次の八木書店新刊取扱部、JRCにも導入いただいております。少量多品種の書籍への発注を迅速に手配する業務に適した機能をご提供いたします。
複数のレーベルをもっている、小取次の方など、現場の業務課題のヒアリングから、ご提案をさせていただきます。ぜひ受注システムをご検討の際には、お声がけいただけますと幸いです。
ユーザーMTGを通じて使いやすいシステムを共創する
また、BookCellarのユーザーMTGを定期的に開催します。0回として2024年に実施したのですが、出版社同士でコミュニケーションを取ってBookCellarの使い方を教えあったり、システムの改善について考えたり、営業の現場についてお伺いしたり、とたいへん有意義な内容でした。「BookCellarというサービスを利用する」立場から一方、こちらに来ていただき、「使いやすいBookCellarをともに考えて作っていく」メンバーとしてアイデアをいただきたいです。
いずれのプランも登録月は無料!
BookCellarの4月1日からのご利用継続には、いずれかのプランにご加入いただく必要があります。
有料化するとどのような機能になるかを試用いただいたうえで、継続のご検討をいただけますと幸いです。
ログイン後、試用プランを選択
ページ下部の「試用する」ボタンをクリック
実施いただきますと、2025年3月31日まで、これまで通りの受発注機能を無料でご利用いただけます。
無料期間終了後の継続利用につきましては、改めて、継続意思のご確認をさせていただきます。
これまで、受発注システムとして出版社様、書店様の業務を支援させていただいてきました。これからも、変わらず、より便利にご活用いただけるサービスを提供すべく、チーム一同邁進してまいります。引き続きご利用いただけますようお願いいたします。
■退会をご希望の方へ
有料版への移行を希望されない場合は、以下のフォームより2024年3月31日までに退会手続きを行っていただきますようお願い申し上げます。
※期限までに退会手続きが完了していない場合、4月1日よりアカウントが停止されます
退会手続きフォームはこちら
ご注意事項
・3月31日までは引き続き無料でサービスをご利用いただけます。
・退会後はサービスのすべての機能がご利用いただけなくなります。
エンタープライズプランのご相談、その他ご不明点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
BookCellar事務局(平日10:00‐18:00にて対応しております)