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【新卒就活】強みで迷ったら「コアコンピタンス」を意識しよう!

こんにちは!
4月より総合商社3年目になり、就活アドバイザーをしていますYasuです。
今回も就活生の方々が参考になる記事を書いていこうと思います。

いきなりですが、
「皆さんの強みは何でしょうか?」
また、
「どのような基準でそれが強みだと判別していますでしょうか?」

自己分析や他己分析を通じて自身の強みを何となく把握している方も多いと思いますが、
適切な強みを選定できていないと、就活を有利に進められない可能性があります。

強みだと思っていても、沢山の優秀な就活生の中で埋もれてしまうことも…

そこで、ぜひ参考にしていただきたい考え方があります。

「コアコンピタンス」です。

コアコンピタンスは経営用語の1つで、
”企業活動の中核(コア)となる強み”
を指します。

企業に使われる言葉ではありますが、コアコンピタンスの条件を満たす強みを持ち、適切にアピールできる学生は就活という競争の中で、優位になると思うのです。

今回はコアコンピタンスを満たす、5つの条件を挙げながら、
どのような強みを選ぶべきか、説明してきたいと思います。

まずは簡単に自己紹介させてください。

筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
出身大学はMARCHレベル。
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。面接も70回以上受け、結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただきました。
noteでは、就活のコツや総合商社業界に関する記事を中心に書いています。
profile:https://note.com/bookbility/n/nfd1539ae83ba

コアコンピタンスの5つの条件とは?

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まずは、コアコンピタンスか判別するための5つの条件を紹介します。
一応、私も経営学を学んでいて慣れ親しんだ言葉ではあるのですが、以下のサイトでとても的確に言語化されていましたので、引用させてください。

★コアコンピタンスを見極める5つの視点

①模倣困難性:
保有している技術や特性が、その分野で競合している他社に簡単に真似できるものかどうか
②移動可能性:一つの技術やサービスが単体で完結するのではなく他の分野にも応用できるか(汎用性)
③代替可能性:他には代えられないユニークさやオリジナリティや技術力があるか
④希少性:その強みを保有している企業の数が少なく、珍しいか
⑤耐久性:短期間で強みが消滅せず、長期にわたって他社の追随を許さない競争的優位性を保つことができるか

引用:https://www.kaonavi.jp/dictionary/core_competence/

どれも継続的な企業活動に大事なポイントですよね。

コアコンピタンスのある企業が強いのと同様に
コアコンピタンスがある学生は正直、就活市場で無双できます!

具体的にそれぞれが何を指すのか説明していきます。

就活生のコアコンピタンスとは?

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さて、上で書いた5つの条件を「就活生の強み」に当てはめて考えてみましょう。

あなたの強みやガクチカのエピソードが5つの条件を満たしていたら、コアコンピタンスと言えるかと思います。

①模倣困難性
「みなさんの強みは、他の就活生にマネされやすいでしょうか?」


すぐに他の人にマネされてしまうのであれば、要注意です。

例えば、2日のインターンで培った強みは、他の就活生も2日でゲットできてしまうかもしれません。
一方で、10年間続けた野球部で得た強みは、そう簡単にパクることが出来ませんよね。

あなたがアピールするスキルやマインドの取得が他の人にとって難しいほど、良い強みだと言えます。

この視点は非常に大事です!

②移動可能性
「その強みは、社会に出ても通用しますでしょうか?」


上で書いた「他分野」とは就活における、
「社会に出た後」に置き換えられると思います。
あなたの強みが学生時代にしか役に立たないのであれば適切ではないかもしれません。
社会人になった後も活きる強みがある方も。
「強みがどう社会に役立つか」
具体的に面接官に説明する必要があります。

③代替可能性
「その強みにユニークさはありますでしょうか?」


ありきたりな経験に基づく強みですと、
効果的に自身をアピールできないかもしれません。


言い換えると、会社はあなたの独自性を求めています。
「私の強みは他の就活生では代替できないよ!」
ということが分かるようにアピールするのが良いですね。

④希少性
「その強みは珍しいでしょうか?」


③と被ってしまいますが、希少性も大事です。
多くの人が、アルバイトや大学の新歓の話をします。

同じようなトピックでも、
「私は他の学生とどう違うのか」
「いかに貴重な経験をしてきたのか」

説明することを忘れないようにしましょう。

(以下に関連記事を貼ります)

余談ですが、留学経験者が就活に強かった時代がありました。
しかし、今では大学時代に1年ほどの交換留学を経験した学生はざらにいますので、「留学した」だけでは優位性は低いです。

エピソードや強みの希少性は大事ですね。

⑤耐久性
「あなたの強みは会社に入った後、持続するものでしょうか」


②の移動可能性「強みが社会でも通用すること」は当然大事ですが、
会社としては長きにわたって活躍してくれる人材が欲しいものですよね。
よって、その強みがどれくらい持続しそうかもチェックしているかもしれません。

要は、マネジメント層になっても活躍できる人だと思われるようにしましょう。

まとめ

今回は、経営用語で企業活動の強みの中核を示す「コアコンピタンス」を
意識して「強み」を選定してほしいという話をしました。
以下が復習です。

①模倣困難性
「その強みは他の就活生にまねされやすいでしょうか?」
②移動可能性
「その強みは社会に出ても通用しますでしょうか?」
③代替可能性
「その強みにユニークさはありますでしょうか?」
④希少性
「その強みは珍しいでしょうか?」
⑤耐久性
「その強みは会社に入った後、持続するものでしょうか」

経営=企業に関することと思われがちですが、
「法人」という言葉があるように、結局は企業も人の集まりですので、
就活を進める上で参考になるエッセンスが沢山散らばっています。

ぜひ自分を企業に見立てて、競合他社に負けないような就活戦略を立ててみてください!

今後も就活に関連する記事を書いていきますので、フォローいただけると嬉しいです!

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