かき氷と旅行計画
観光に欠かせないグルメ。
ご当地グルメのほか、かき氷を楽しみにしている。観光地の近くにあるならぜひとも立ち寄りたい。
わたしは事前に調べる派。
偶然いい感じのお店を通り過ぎる、なんてことは滅多にないと思っているので、Google検索やSNSを駆使して徹底的に探します。
名古屋で例えると、
「大須 かき氷」
「名古屋城 かき氷」
地名や観光地とセットで。
さらに「通年」「期間限定」「美味しかった」というワードを加えてみたり。
和菓子、チョコレート、珈琲、お茶、フルーツの各専門店もチェック。夏になるとかき氷を始めるところが多く、趣向を凝らした素敵なお店が見つかるかもしれない。
さて、リストアップを終えたら。どこに行こうか候補を絞る。
美味しそうなかき氷、珍しいメニュー、駅から近いか、お店の雰囲気も大事。観光地からの距離と相談しながら決めていく。
「何店舗めぐる?」
「全部で何杯食べようか」
頭の中でそんなことばかり考える。氷欲は増すばかり。
ご当地グルメの誘惑もあるから大変だ。
大阪に行ったらタコ焼き。浜松では鰻料理を。北海道なら新鮮なお魚を食べたいじゃないですか。観光地の食べ歩きも定番。地方にしかない個人経営の喫茶店やラーメン屋さんもいいよね。朝はモーニングを。夜は餃子とビールから始めて、温かいラーメンで締めたい。
どうもこんにちは、食欲おばけです。底なしの胃袋があったらいいのにな。
かき氷だけで6店舗巡ろう!と意気込んでいても、果たせなければ悔しい想いが残ってしまう。
長い行列が待ち受けているかもしれない。メニュー選びに迷って1度に2杯食べるかもしれない。想像以上のボリュームに圧倒されるかもしれない。
予想外の出来事はつきもの。1日で6店舗も巡るのは大変なことだから、候補は3つもあれば十分かな。
食べ過ぎてお腹を壊さないように。
かき氷とご当地グルメ、無茶をしない範囲で楽しみたいから、その日の気分や体調、直感に任せて行き先を決めることにします。これからは。
さいごに。
営業時間と提供期間は調べておこう。
せっかく足を運んだのに食べられないのは、泣きたいくらい悲しいことだから。
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文・写真:わたし
イラスト:MihoMiyata
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氷曜日のエッセイは毎週水曜日に更新予定
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人のお金でかき氷を食べたい。