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【湊かなえ作品~豆の上で眠る~】残り30ページで全ての伏線が回収される。
こんばんは!お疲れ様です。
読書好きの大学生、今井ゴンです。
今日も小説の紹介やっていきます!
本日紹介するのは湊かなえさんの作品「豆の上で眠る」です。
タイトルだけ見ても何の話か想像すらつきませんよね(笑)
しかし、読み始めるとすぐにその意味が分かりました。
では、あらすじから見ていきましょう!
私には、2つ離れた姉がいる。姉は病弱体質であるが、いつも優しく、美しい。わんぱくで可愛らしさとは無縁の私とは大違いだ。
昔々、ある国の王子様がおよめさんを探していました。
王子様は世界中を回りますが「本当のお姫様」は見つかりません。
ある嵐の夜のことです。一人の少女がお城の門をたたきました。
少女の身なりはボロボロでしたが自分はお姫様だといいます。
お后様は、その少女がお姫様にふさわしいか確かめることにしました。
その方法は布団の下に豆を一粒置くというものでした。
少女は翌朝、背中に硬いものがあってよく眠れませんでしたといいました。
その「感じやすさ」が認められ、見事お姫様になれたのです。
姉が読み聞かせてくれた『えんどうまめの上にねたおひめさま』。
二人の思い出のアンデルセン童話だ。
本が好きで優しい姉が大好きだった。
ある日,,,,,,姉が消えた。
数年後保護され戻ってきた姉はかつての姉とどこか違う。
何とはわからぬ硬い違和感が背中にずっとつきまとう。
本物っていったい何,,,。
というような感じです。うーん,,,。一言でいうと、「家族って何」って感じです。
ミステリー小説を読みながら、「あいつが怪しいな~」とか思ったことがあると思います。でもこの小説は違います!
全然展開が読めない!
読み進めていき、「あれ?もうそろそろ終わっちゃうぞ?完結するのか?」と思っているとラストの追い上げが劇的すぎる,,,!
駆け抜けるように伏線が回収されていきます。
ただ真実が明らかになるにつれて主人公の心も揺さぶられていく。
全貌が明らかになったとき,,,主人公は何を思うか。
湊かなえさんの作品はただすっきりするというだけではない作品が多い印象です。(この作品もかなり)
メルカリで湊かなえさんの作品をたくさん買ったので読むのが楽しみです
ちなみに今は「流浪の月」読んでます()
いいな!と思った作品はどんどんレビューしていくので是非フォローをお願いします!
読んでいただきありがとうございました。それでは、また!