見出し画像

新年一冊目は、大好きな綾崎先生✨

おはようございます。
元旦前に投稿する予定がもう3日になっている(涙)

1月2日に綾崎隼先生の『吐息雪色』を読了しました。
愛を感じられる温かい作品を読みたいなと感じた時、綾崎さんの本を読みたいなと感じた時にぜひ選んでほしい一冊です。

あらすじ🌸

ずっと妹と二人で生きてきた結城佳穂は、ある日、図書館の司書舞原葵依に恋をする。葵依さんには最愛の妻がいて、その妻は‥。
喪失と再生を描く雪の青春恋愛ミステリ(本に載っているあらすじにはもっと内容に触れたことが書かれていますが、なにも知らない状態で読んだ方がさらに楽しめるのではないかなと思うので、短めで)

印象に残ったページ📝

  • 会いたいとか会いたくないとかじゃなくて、会ってがっかりされるのが怖い

  • (ミスをしてしまった人に声をかける佳穂さんの優しいお言葉)きっと一つ一つのお仕事に丁寧に取り組まれているからですよ。お仕事に慣れるのに時間がかかるのは皆、一緒ですよ。

  • もう、逃げるのはやめようと思うの。好きなものを、胸を張って好きになりたんだ。

  • こんなにも愛おしくて呼吸することさえ辛いのは、あなたが世界にいるせいだ。

私の一番好きな言葉

未来を過去より愛したい

感想🌸 内容に触れています。
私は綾崎さんの作品を沢山読んできました。綾歳さんの作品を読んで感じることは、こんなに人は誰かのためにかんばることができる、頑張り続けたことはいつか届くのかもしれないななど希望をくれるそんな一冊です。

家族や恋人、友達、自分にとって大切な誰かが命を落としてしまうことは悲しくて立ち直れない。でも、残された人は生きていくしかない。その辛さと葛藤が伝わってくる。でも、ただ現実に打ちひしがられるだけでなく、前を向いて生きていこうとしている姿に、心が動かされて涙しました。

そして、佳穂さんが何を抱えて苦しんでいたのか物語の最後の方で、お話されます。それを知った時、また涙が止まらなくなります。

綾崎さんの本を読むと、大好きな文章、物語に囲まれて、嬉しくて嬉しくてそれだけで涙が出そうになります。それほどに綾崎隼が描く本が大好きです。
ぜひ、本屋さんで見かけた際に綾崎さんが紡ぐ文章に触れていただきたいなと思います。

今日も綾崎隼さんの本を読んでいるんですが、今回読んでいるのは、ミステリが強めかなと今のところ感じています。また次回ご紹介しますね。

素敵な読書の世界へ今日も行ってみよう♪

いいなと思ったら応援しよう!