小学生たちと平和創造を語り合う│読書ワークショップレポ
こんにちは!本の教室ルーペのあやです。
読書教室やワークショップを開催しています。
先日、広島叡智学園受験の専門塾である佐々木ゼミにて、中学受験を目指す生徒さん向けに読書ワークショップを開催しました!
集まってくれたのは、小学4年生~6年生の8名の生徒さん。
たくさん集まってくださって、嬉しかった!
そして、たくさん活き活きとした表情をみせてくれました☺
充実した時間だったし、楽しかったー!
7月からこのワークショップを毎月実施させてもらっています。
テーマありの読書会
▷7月・8月 自分の好きを深堀りしよう
▷9月 世界平和創造(👈今回ココ!)
広島叡智学園はバカロレア認定学校です。
グローバルな視野で、多角的な視点をもつことが大事であるし、平和について話すことは日常になるとのこと!
なので、塾長の佐々木さんとお話して、
今回のテーマを「世界平和創造~こんな視点もあったのか!~」にしました。
とても大きなテーマで、私自身ドキドキしていたのですが、生徒さんたちの関心の高さにびっくり!!
読んだ本に直接書いていなくても、ウクライナとロシアの戦争についてや、ガザ地区での戦争の話題も自然と出てきました。
「我こそは!」と、活発にいろんな意見やアイデアをだしてくれて、おおいに盛り上がり。私もファシリテーションをしてワクワクさせてもらいました。
50分×2コマの授業時間を生徒さんと一緒に対話をして過ごしていて、私が一番感動したのは、みなさん【自分ごと化】が上手!
今回のワークショップでのメッセージを2つにしていました。
新しい視点の獲得
自分ごと化(=知識の活用)
普段、私が読書をしていて大事にしていることです!✨
ただ本を読んだだけだと、90%は定着せずに忘れてしまうという研究データがあります。せっかく読んだのに自分の実にならないのは、もったいない。
本の知識を自分ごと化して、自分が使える知識にすることが大事だと思っています。読んだあとに、もう1つ思考をプラス!
小学生向けの場だったけど、遠慮なしに大人向けのワークショップと同じように、上に書いたような大事にしている目的を熱く話して聞いてもらいました。
私の意図が伝わって、みなさんの平和創造についての自分ごと化のアイデアをたくさん聞けて、よかったな~~。
(頑張ってシンプルな表現にスライド修正した甲斐があった…!💦)
やっぱり「自分はどう考えるか?どう思ったか?」を聞くのがおもしろい!
本の内容をただ聞くだけだと、つまんないけんね。
▼平和創造の自分ごと化アイデア(一部)
・国境をなくしたらいいのでは?
・相対的貧困は自分が生活していても感じる
・戦争が起きる理由を身近なことに置き換えて考える
・安全な水をくばりたい
・宗教と戦争の話、もっと調べてみたい
・なぜ戦争がおきてしまうのか?
・中村哲先生のように弱い人の味方になりたい
・勇気を出すにはどうしたらいい?
対話の時間では、話し手さんの発表に対して、聞き手側の生徒さんからポジティブフィードバックを出してもらうようにしていたんですけど、
小学生のみなさんの反射神経も、すごかったな~!
読書の学びに、
対話のおもしろさに、
年齢って関係ないですね🌟
受験生の6年生のみなさん、叡智学園の受験に向けてがんばってください!
発想力UPと視野を広げる思考力UPのお手伝いができるよう、来月以降も私自身も精進していきます。
では、また!