こまてら

読書が好きなそこらへんによくいる大学生です。 読書記録と思ったことを投稿します。週1回くらいは投稿します。 フォローしていただいた皆さんには何か還元出来たら良いなと思います🍁

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最近の記事

意味が分かると怖い話

「ピンポーン」 玄関のチャイムが鳴った。 音楽を聴きながら、風呂場で掃除をしていた森田直人はすぐに扉を開くことは出来なかった。 「ピンポーン」 二度目のチャイムが鳴った。 「宅急便でーす。」 こんな時間に宅急便が来るのか。夜の九時なのに。昨日頼んだクーラーボックスかな。森田は手足の汚れを落とし、玄関へ向かった。 玄関を開けると、そこには比較的筋肉質な配達員が段ボールを持って立っていた。 「お疲れ様です。こんな遅くにわざわざありがとうございます。」 配達員から段

    • 数字化された生活

      「今年一年、どんな生活してたかなぁ。。。」 毎年年末になると、ふと気が付くと考えてしまいます。最近は、スマホで写真を撮ったり、友達とのLINEが残っていたり、メモ帳のメモを見たり、記憶を呼び戻すことが比較的容易になっている気がします。 すぐ忘れちゃう私からするとありがたいですね(笑) 他にも、スマホにはたくさんの情報が格納されていて、今年一年の自分の行動を数字として残してくれていたみたいです。 何か物事を振り返るときに、漠然と全体の数字で考えることは、一つ一つの思い出

      • 近年進みつつある監視社会への警鐘

        つい先日、パスポートの申請をした時のことです。 マイナンバーカードがあればオンライン申請ができるとのことで、「マイナンバーカードを作るだけでこんなに便利になるんだなぁ」と感心していました。 申請した後に、審査が通ったかどうか確認しようとマイナポータルにログインすると、サイト内に『やること』というアイコンがあり、1件通知が届いていました。 何か登録し忘れているものがあったのかと思い、開いてみると口座情報の登録が未着手という表示が、、、 うーん、、、。別に間違ったことは書

        • あなたは何のために生きていますか??

          塾の生徒:「推しが引退しちゃって、最近私生きがいがないんですよ。先生は何かあります?」 生きがいになる程に好きな人(推し)ができるのも一つの才能だなと思いつつ、確かに自分は何のために生きているんだろう。中高生の頃も同じようなことを考える時期があったなと懐かしく感じました。 皆さんも、何か明確に生きがいを持って生活しているのでしょうか。 ソクラテスで言うところの、「善く生きる」とか、宗教におけるバイブルのような、明確な指針や目的を持ち合わせている人は私の周りでは少ない気が

          読書で旅行体験

          昨今話題になっているオンライン旅行。 「なんだそれ。実際に現地に行かないとわからないことだらけじゃないか。いや、安く体験できるならアリなのか?」なんて思っていたのですが、、、 まさか読書で旅行体験ができるとは。 今回紹介する本は、「遠い太鼓」(著:村上春樹)です。 この本は、著者の三年間にわたる、イタリアやギリシャを巡る旅行記になっています。 日本にいるだけでは経験することの出来ない、現地の方々との交流を美しい文章に乗せて私たちに届けてくれています。 ローマの喧騒や

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