シェア
この短編小説は、2022.6.12 本と珈琲と〇〇 第二編「本と珈琲と音楽」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら オンガク 私の彼氏は音楽を生業としている。 自分で曲を書き、作詞をし、演奏もする。 シンガーソングライターと言われる人だ。 特に売れているわけではないが、 ちゃんとファンもついている。 ライブもよくやっているし、アルバムも出している。 裕福なわけではないが、生活を送るためのお金は 音楽で賄えている、立派
この短編小説は、2023.4.15,16 本と珈琲と〇〇 第八編「本と珈琲と椅子」のイベントに合わせて 書き下ろしたものになります。 本と珈琲と〇〇のinstagramはこちら 椅子の目線 「よいしょっと、ただいまぁ〜」 「姉ちゃんおかえり。 そろそろ帰ってくる頃だと思ってコーヒー入れたから飲みな ・・・って何それ」 「見たらわかるでしょ」 「いやわかるよ、そうじゃなくて」 「そうじゃなかったら何?」 「なんで急に椅子なんて買ってきたの?」 「椅子を買うのに予定がいる